公開日:2023/10/18  更新日:2023/11/02

FPS向けのゲーミングルーターのおすすめ

 FPSやアクションゲームをやっていて、画面がかくついたり、表示が遅れたりする経験は多くの人がしていると思う。
FPSゲームの銃撃戦
そのわずかな遅れがFPSでは致命的で、撃ち負ける可能性が大きく上がってしまうので非常に厄介だ。
遅れが起こる原因の一つとして考えられるのはルーターの性能不足。
ルーターはネットワーク接続を行う機器の一つであり、ゲーム機・スマホ・タブレット・PCなど様々なデバイスを、有線接続(LANケーブル使用)、無線接続(LANケーブルを使わない)のいずれかで接続することになる。
特に大家族で一つのルーターを使っている場合やスマホ・PS4・ニンテンドースイッチ・PS5・PCなどつなぐものが多い場合は、ルーターに性能以上の負荷がかかり、通信速度が落ちやすい。
また、家が広かったり、2階建て・3階建てで無線が届きにくくなっているのが遅れの原因である場合もある。

また、遅れやカクつきを感じる場合、高い確率でゲームのアップデートなどの際のダウンロード速度が遅いという問題も起こっていることが多い。アプデのたびに何時間もダウンロードにかかっていたのではたまったものではない。

ただルーターではなく、LANケーブル・ゲーム機本体のスペック(特にスマホ・タブレットの場合)・光回線などが遅れの原因となっていることもある。気になる場合は以下の記事を確認してみてほしい。
LANケーブルのおすすめ
最強ゲーミングスマホ
ゲーム向けタブレット
勝つためのおすすめ光回線

この記事では、最新規格Wi-Fi6対応で処理スピードの速いCPUを搭載しているFPS向けのゲーミングルーターを選んでみたので、ぜひ確認してみてほしい。

FPS向けのゲーミングルーター目次

最強
コスパがいい
安い
用語解説
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最強のFPS向けのゲーミングルーター

非常に高い性能を持っているのがASUSのWiFi RT-AX86U Proだ。
 最新規格であるWiFi6なのはもちろん、高速処理ができる2.0GHzクアッドコアを搭載し、FPSなどネットワークの要求が厳しいゲームにも対応できる性能を誇る。
PS4・PS5・スイッチ・PCなどで有線接続を優先的に処理するゲーミングLANポート、スマホなどでの接続を優先処理するモバイルゲームモードを搭載している。どんなゲーム機器でゲームプレイする場合にも高速接続ができる。
ASUS RangeBoost Plusシステムにより、Wi-Fiの信号範囲と通信範囲が従来の商品と比較して最大で約38%向上。
ASUS専用アプリが用意されており、手順に従って操作するだけで簡単に初期設定を完了させられる。ルーター初心者でも安心だ。
高性能なセキュリティ機能も搭載。不正アクセスされた場合の通信の遮断やインターネットにある悪質なサイトへのアクセスのブロックなどを行ってくれる。大事な個人データやデバイスを守ることができる。
値段は少し高めだが、圧倒的に高い性能を考えればむしろ価格は抑えられていると言っていい。総合的に最強の商品なのでぜひ確認してみてほしい。

徹底的に性能を追求した究極のFPS向けゲーミングルーターがGT-AX11000だ。
 WiFi6に対応しており、ゲーミングに特化した高速トライハンドモデル。
5GHz帯で4804Mbps、2.4GHz帯で1148Mbpsという究極と言える通信速度を持ち、ゲーミング専用LANポートもあるので、無線・有線が共に超高速。
OFDMAシステムも採用しており、大人数で接続したとしても通信速度を維持できる。
また、Aura RGBシステムが搭載されている。約1680万の色と5つのプリセットパターンで自分だけの照明効果を作り出せる。ゲーム部屋の照明としても役立つ。
値段が高いが性能はまさしく最強。FPSでの勝利に徹底的にこだわりたい人におすすめの商品だ。

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コスパがいいFPS向けゲーミングルーター

FPS向けのゲーミングルーターの中でもコスパがいいのがTP-Link WiFi ルーターだ。
 WiFi6に対応しており、従来のものと比べ、通信速度が164%高速。有線でも無線でも高速接続ができる。
また、OFDMAシステムにより、多くのユーザー、端末に接続されても通信速度を維持できる。
高速通信を大量に行えることで熱も発生しやすくなるが、効率よく放熱できる設計となっている。機器が熱くなりにくく常に安定して動作する。
6本の外部アンテナとビームフォーミング技術により電波を遠くまで飛ばすことができる。2階建ての場合でも安心だ。
凄まじい性能を誇る割には値段が抑えられている。
コスパ最強の商品となっているので、FPSに適した環境を整えたいなら、ぜひ確認してみてほしい。

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安いルーター

予算が少ないが性能が高い商品が欲しい場合、特におすすめなのがAC2600だ。
 圧倒的安さなのに高い性能を持っており、高速処理ができる商品。
MU-MIMO機能を搭載しており、多くの端末で接続しても通信速度が低下しづらい。
指向性外部アンテナを3つ搭載している。アンテナの向きを変えることで、電波が届く範囲をある程度変更可能。例えば1階建てで細長い構造の家であれば、アンテナを横に倒すことで電波が届く範囲を広げることができる。
大きな欠点もなく低価格であり、特にコスパがいいFPS向けルーターだ。

電波をある程度飛ばす必要があり、予算もあまりない場合、特におすすめなのが11AX AX3000だ。


 最初に紹介した安価ルーターよりは少し値段は高いが、ビームフォーミング機能と4本のハイゲインアンテナで広範囲接続が可能となっており、電波の射程が比較的長いのが特徴。
WiFi6に対応しており、一般的に普及しているAC1200規格と比べ、約3倍高速だ。
OFDMAとMU-MIMOの最新技術により接続安定性にも優れている。
iOS&Android用アプリ「Tether」に対応している。直感的な操作や管理が可能となり、初心者でも設定を簡単に行える。
十分安く、性能も高いので、予算は少ないがFPS環境を整えたい場合に、ぜひ確認してもらいたい商品だ。
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用語解説

 ゲーミングルーターの商品説明を読んでも、用語が難しくてよくわからないという人もいるかもしれない(まぁ、わからなくても難しい機能を使わない限りそこまで支障はないが)。
 そこで簡単にではあるが、用語について解説していこうと思う。

WiFi6
 ゲーム機やPCなどのネットワーク接続が可能な機器に、無線(ワイヤレス)で接続する技術をWiFiと言う。
 時代が進めば技術も上がる。WiFiにも新たな規格が生まれていく。規格が生まれるたびに番号をつけ、WiFi4、WiFi5、そしてWiFi6と名前がつけられていった。よってWiFi6は規格名の一つである。WiFiの後の番号が大きくなるほど通信速度などの性能が高くなり、現在出ている高性能の製品はWi-Fi6となっている。

ビームフォーミング
 ビームフォーミングは無線接続を行う際によく使われる。
 Wi-Fiにより放たれる電波には、通常は指向性がなく全方向に広がっていく。
 だが、ビームフォーミング技術により、電波が飛ぶ方向を制限する代わりに電波強度を高め、安定した通信を行えるようになる。



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