公開日:2022/07/22  更新日:2022/07/22

FPS向けLANケーブル(カテゴリ)のおすすめ

 FPS、TPS、アクション系などのゲームをプレイしている場合、回線速度が重要になる。
 回線が遅いと画面がカクついたりラグが発生する。先に撃たれたり攻撃される原因になってしまうのだ。
 この記事では回線速度を左右するLANケーブルについてカテゴリの選び方やおすすめ商品を紹介していく。
 LANケーブル以外で回線速度に影響があるものについては以下で紹介しているので参考にしてもらいたい。

光回線のおすすめ
ルーターのおすすめ


FPS向けLANケーブル目次

FPS向けLANケーブル(カテゴリ)の選び方
FPS向けLANケーブルのおすすめ
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FPS向けLANケーブル(カテゴリ)の選び方

 まず、LANケーブルを使用せず無線接続するのは、回線速度が遅くなるのでおすすめできない。FPSで負ける大きな原因となる。
LANケーブルを使用して、有線接続するようにしよう。
そして、LANケーブルはカテゴリによって「1秒あたりの伝送ビット数」や「伝送帯域」が異なる点に注意が必要だ。
2022年7月現在、主に販売されているLANケーブル(5、5e、6、6A、7、8の6種類)について以下に性能をまとめてみた。

1秒あたりの伝送ビット数伝送帯域
カテゴリ5100Mbps100MHz
カテゴリ5e1Gbps100MHz
カテゴリ61Gbps250MHz
カテゴリ6A10Gbps500MHz
カテゴリ710Gbps600MHz
カテゴリ840Gbps2000MHz

 まず注目してほしいのは「1秒あたりの伝送ビット数」。最近の光回線は最大速度が1Gbpsのものが多く、それより「1秒あたりの伝送ビット数」が低いと光回線の速度を活かせない。カテゴリ5では力不足だ。
 伝送帯域も高いほうが通信品質がよくなる。カテゴリ5eの伝送帯域は100Mhzで不足していると言わざるを得ない。
 更に光回線の回線速度も1Gbpsが一般的だが、現在でも1Gbpsを超えている光回線もあり、これから光回線の高速化も更に進んでいくだろう。今使うだけならカテゴリ6でも何とかなることも多いが、今後を考えると新たにLANケーブルを買うならカテゴリ6Aがおすすめ。
 カテゴリ6Aであれば、1秒あたりの伝送ビット数が10Gbpsもあるので、光回線が今より高速化しても対応できる。伝送帯域も500MHzと優れている。ゲーム用LANケーブルとして、性能は文句なしと言っていい。
 カテゴリ7以上は更に性能は高いが業務用である。使用するネットワーク機器にアース処理が施されていないとノイズの影響から、カテゴリ6よりも通信速度が低下する可能性があるので、あまりおすすめできない。

 既にLANケーブルを使っている場合、そのLANケーブルのカテゴリを確認したほうがいい。大抵の場合はケーブルにカテゴリ名が書き込まれている。

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ゲーム用LANケーブルのおすすめ

サンワサプライ LANケーブル
 カテゴリ6Aで「1秒あたりの伝送ビット数」が10Gbps、「伝送帯域」が500MHzとなっている。FPS用LANケーブルとしての性能は十分。
 加えてl、ケーブル厚がわずか2.3mmのフラットタイプである点が大きな特徴。わずかなスキマやじゅうたんの下などに配線可能。
 プラグのツメ(ラッチ)が折れるのを防ぐ、ツメ折れ防止カバーがついているので耐久性も高い。
 性能が高い割には値段も普通であり、おすすめできる商品。ぜひ確認してみてほしい。

エレコム LANケーブル
 この商品もカテゴリ6AでFPS用LANケーブルとしての性能は十分だ。
 加えて、ツメ折れ防止プロテクタと屈曲に対して強い新素材コネクタにより耐久性が最強クラスなのが魅力。長く使っていける商品となっている。
 LANケーブルの長さの選択肢が多数あり、自宅環境にあった長さのものが手に入れられるのも魅力。
 値段も安めになっており、コスパがとても優れている。ぜひ確認してみてほしい。

エレコム LANケーブル(スイング式)
 カテゴリ6Aで性能は十分のLANケーブル。
 加えて、水平方向に左右90度回転可能なスイングコネクターが装備されているのが最大の特徴。ゲーム機やルーターの配置にあわせて、配線角度の調整が可能なのが魅力だ。
 また、ツメ折れを防止するプロテクタと新素材のコネクタが採用されており耐久性も高い。ぜひ確認してみてほしい。

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