ゲーム実況の録画方法(PS5・PS4・スイッチ)

 Youtubeなどでゲーム実況する場合には①ゲームの録画→②動画の編集→③動画の投稿の3ステップが必要となる。このうち、ゲームの録画方法はTVゲームをやる場合とPCゲームをやる場合で異なる。この記事ではTVゲーム(PS5、PS4。スイッチ)の録画方法について紹介していく。

ゲーム実況の録画方法目次

TVゲームの録画方法
キャプチャーボードの選び方
最強キャプチャーボード
コスパ最強キャプチャーボード
内臓型キャプチャーボード

PCゲームを録画して実況したいなら以下の記事へ。
PCゲームで実況する場合の録画方法

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TVゲームの録画方法

 PS5、PS4、スイッチなどのTVゲームを録画する場合、キャプチャーボードを使った録画が基本となる。

 キャプチャーボードを使わずとも、PS5やPS4の場合、内臓されているシェア機能でも録画が可能。ただ、PS4は30fpsでしか録画できない。PS5は60fpsで録画できるが、負荷がかかるのか安定して60FPSでとれない場合がある(やるゲームの負荷が関係してくる)。ゲーム実況するなら、動画の質も重要となるのでぜひキャプチャーボードを使いたい(Youtuberの多くもキャプチャーボードを使っている)。
 キャプチャーボードを使うとTVゲームの画面をPCに表示することが可能となる。そしてPCの画面でキャプチャーボード付属の録画ソフトで録画が可能。マイクがあれば、声を入れることもできる。
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キャプチャーボードの選び方

 キャプチャーボードは多数販売されている。確認してほしい項目がいくつかあるので紹介していく。

パススルー機能
 以前のキャプチャーボードはゲーム機の映像をPCに送り、PCの画面を見てゲームプレイしつつ録画するという使い方だった。

しかし。PCに送られた映像は遅延しており、特にFPS、バトロワ、TPS、アクションバトルゲームなどではまともにプレイできず敗北する事態となっていた。

 それを改善できるのが、パススルー機能を搭載したキャプチャーボード。パススルー機能とはTVゲームの画面にそのまま映像を映し、PCにも映像を送り録画できるようにするというもの。

TVゲームの画面に映った映像を見てプレイすれば、遅延がないので快適にプレイできる。PCでの録画もしっかり行うことができる。
 パススルー機能は非常に有用。ゲーム実況するなら、パススルー機能を搭載したキャプチャーボードを選ぶのがおすすめだ。
 パススルー機能を持つキャプチャーボードを選ぶ場合、パススルー映像(TVゲームプレイ用画面)の性能に注意。特にPS5を買い144hz以上のゲーミングモニターなどを使っている場合は、それ以上のhzに対応しているキャプチャーボードを選ばないとゲーミングモニターの性能を活かせなくなる(PS5は120hzまで対応だが、PS4やスイッチなら60hzまでしか対応しておらず、キャプチャーボードの多くは60hzに対応しているのでそこまで、気にすることではない)。
 hz(リフレッシュレート)やゲーミングモニターについてわからない場合、以下の記事で紹介しているので確認してほしい。
ゲーミングモニターの選び方とおすすめ

キャプチャーボードタイプ
 キャプチャーボードには外付け型と内蔵型の2つが存在する。

外付け型
 PCにUSB接続して使うことができる。便利なのでおすすめ。

内蔵型
 「PCI Express」のスロットが余っているデスクトップPCであれば内臓型を使用可能。遅延が少ない利点がある。ただPCを分解しないと装着できないのでPC知識が必要。

正直、パススルー機能があれば、少々遅延しようが困ることは少ないので内臓型にこだわる必要はない。

エンコード方式
 エンコードとは、動画の信号やデータを一定の規則に基づいて変換すること。動画を録画する際もエンコードが行われPCに負荷がかかる。エンコードには以下の2種類が存在する。

ソフトウェアエンコード
  PCにかかる負荷が大きい。遅延が小さい。

ハードウェアエンコード
  PCにかかる負荷が小さい。遅延が大きい。

 使っているPCの性能が高くないならハードウェアエンコード、デスクトップPC・ゲーミングPCなどを使っておりPCのスペックに余裕があるならソフトウェアエンコードのキャプチャーボードを選ぶといい。
 遅延をできるだけ防ぎたいなら「ソフトウェアエンコード+高スペックPC」の組み合わせが理想。とはいえ、パススルー機能があるキャプチャーボードを選んでおけば自身が遅延で困る事態は防げるので、過度に意識する必要はない。

解像度とfps(フレームレート)
 キャプチャーボードによって画面に映し出せる解像度が異なる。解像度は高い順に以下のようになっている。

4K(3840×2160)

2K(2560×1440)

フルHD(1920×1080)

HD(1280×760)

 せっかくゲームの解像度が高くても、対応している解像度が低いキャプチャーボードを使ってしまっては活かせない。
 2021年現在であれば、フルHD以上に対応したキャプチャーボードを選ぶのがおすすめ。
 4K解像度(PS5で有効にすることも可能)を録画したい場合には4K対応のものを選ぼう(当然、4K対応の機器も必要)。

 fps(フレームレート)も重要だ。
 fps(フレームレート)とは、1秒間に何枚の画像を映し出せるかを示す値。PS5、PS4、スイッチ各ゲーム機のFPSは以下のようになっており、それに対応したキャプチャーボードを選ぶ必要がある。

PS5…120fps

PS4…60fps

スイッチ…60fps

  PS5は120fpsであるが、2021年現在、Youtubeに投稿できる動画は60fpsまで。よって、ゲーム実況するなら録画映像が60fps対応のキャプチャーボードを選ぶのがおすすめだ。

  確認してほしい項目について紹介したが、キャプチャーボードは多数販売されており、選ぶとなると迷うことも多い。そこで特におすすめのキャプチャーボードを以下で紹介していく。

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最強キャプチャーボード

ASUSゲームキャプチャーボックス


パススルー機能有り
キャプチャーボードタイプ外付け型
エンコード方式ソフトウェアエンコード

・パススルー機能があり、4K・2K・フルHDに対応している高性能キャプチャーボード。

・パススルー映像はフルHDであれば最大240fps。つまり240hz対応。PS5+高性能ゲーミングモニターの組み合わせの場合もゲームプレイに支障をきたさない。

・録画映像はフルHDであれば最大120fps。PS5(120fps)の映像もそのまま高いfpsで録画できる。

・ソフトウェアエンコード方式で遅延が少ない。

・値段は高めだが最高クラスの性能。快適にゲーム実況がしたい人におすすめだ

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コスパ最強キャプチャーボード

AVerMedia ゲームキャプチャーボックス


パススルー機能有り
キャプチャーボードタイプ外付け型
エンコード方式ハードウェアエンコード

・パススルー機能がありフルHDに対応しているキャプチャーボード。

・フルHDでのパススルー映像は60fps。つまり60hz対応。PS4やスイッチなら、これを使えば支障はない。

・録画映像はフルHDであれば最大60fps。2021年現在はこの性能で十分。

・ハードウェアエンコード方式でPCの性能が低めでも動く。遅延はあるが、パススルー機能があればそこまで問題ない。

・PS4やスイッチで使うなら十分な性能を持ち、とにかく安い。

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内臓型キャプチャーボード

AVerMedia 内臓型ゲームキャプチャー


パススルー機能有り
キャプチャーボードタイプ内臓型
エンコード方式ソフトウェアエンコード

・パススルー機能があり4K・フルHDに対応しているキャプチャーボード。

・パススルー映像はフルHDであれば最大240fps。つまり240hz対応。PS5+高性能ゲーミングモニターの組み合わせの場合にもこれでOK。

・録画映像はフルHDであれば最大60fps。2021年現在はこの性能で十分。

・ソフトウェアエンコード方式で内臓型であるため、遅延が非常に少ない。

・「PCI Express」のスロットが余っているデスクトップPCがあり、PC知識があり分解が可能ならおすすめできるキャプチャボード。


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