四楓院夜一の強さ・能力・卍解


 ブリーチの四楓院夜一は護廷十三隊の元二番隊隊長。101年前は隠密機動総司令官及び同第一分隊「刑軍」総括軍団長だった。
 白打と鬼道を練り合わせた戦闘術「瞬閧」を修得している。
 四楓院夜一の強さ・能力・卍解について紹介していく。

四楓院夜一の能力・強さ・卍解目次

基本能力
卍解と始解
強さ
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四楓院夜一の基本能力

 四楓院夜一は斬拳走鬼(斬術・白打・歩法・鬼道)の中では白打と歩法が優れているものと思われる。
 斬術については一切使った描写がない。
 白打が四楓院夜一が最も得意とする戦闘手段であり頻繁に用いている。斬術より白打のほうが強いというほど高いレベルにある。特に瞬閧を使えば凄まじい威力となる。
 歩法は瞬歩を多用し、一護を背負った状態でも白哉から逃走することに成功しており優れている。
 鬼道単体では使用していない。だが瞬閧は白打+鬼道の技術。鬼道のレベルも低くないはずだ。
 頭脳はそこそこ。一護が白哉に勝てないことを悟り強引に撤退させるなど、戦況判断はできるほう。
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四楓院夜一の瞬閧

 四楓院夜一の斬魄刀の名は不明。隊長なので卍解も取得しているはずだが不明だ。

瞬閧
 白打と鬼道を練り合わせた戦闘術。
 砕蜂(ソイフォン)戦で使用。百年前には既に完成させていた。
 攻撃力の他、移動速度や反応速度などが上がると思われる。

瞬閧・雷獣戦形
 千年血戦篇で使用。
 その名の通り、雷をまとって攻撃可能で非常に高い攻撃力を誇る。

瞬閧・雷獣戦形・瞬霳黒猫戦姫
 千年血戦篇で使用。
 理性を失い、猫のように気分で攻撃を行う。制御できるのは浦原のみ。霊圧パターンが1秒に48回変化するためアスキンにもダメージが通った。

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四楓院夜一の強さ

 四楓院夜一はベテランでありながら、物語が進むごとに強くなっていった珍しいキャラだ(100年の間実戦から遠のいており衰えていたが、作中で戦ったり修行しなおすことで元の力を取り戻していった)。
 戦いを検証して強さを考察していく。

 夜一は14巻で、朽木白哉と交戦。
 交戦したとはいえ、一護を連れて逃げただけ。
 その際、白哉との瞬歩勝負を繰り広げている。
 夜一が上手く白哉から距離をとったと思いきや白哉は一瞬で距離をつめてきて斬られる・・・がそれは巧みに作り出された残像を残す瞬歩だった。夜一は一護を背負っているというハンデを抱えながらも逃走に成功する。
 この戦いから、機動力では夜一が白哉に勝っていたと言える。

 だが、逃走した夜一は息が上がってしまっていた。
 100年も実戦から離れており衰えていたと発言する。
 そして、あの場におった誰1人白哉を相手に生き残れる者などいないと一護に伝える。
 その場にいたのは黒崎一護・四楓院夜一・浮竹十四郎・朽木ルキアなど。
 夜一は機動力では勝っていたが、それ以外の面から白哉には勝てないと判断したのだろう。

 夜一は18~19巻で二番隊隊長の砕蜂(ソイフォン)と交戦している。
 夜一と砕蜂(ソイフォン)は序盤は高速で移動しつつ白打で戦う。
 お互いに一発ずつダメージを喰らっており、ここまでは互角。
 だが、砕蜂は手を抜いていた。夜一以上の瞬歩の速度で回り込み、雀蜂(始解)を解放。
 砕蜂は圧倒的な速さと体術に圧倒され、夜一は雀蜂を次々と被弾。雀蜂を同じところに2度喰らわないように逃げ回り防御して耐え抜くが、追いつめられる。
 更に砕蜂は最近編み出したという白打と鬼道を練り合わせた戦闘術を披露する。
 だが、夜一はそれと同様のもの「瞬閧」を恐らく100年以上前に習得していた。
 砕蜂の「瞬閧」は未完成であり、夜一の「瞬閧」の圧倒的な力の前に歯が立たない。砕蜂は負けを認めた。
 ただ、砕蜂は技術の差で負けたのであって、基礎となる白打や歩法では夜一より明らかに上回っていた。力の差はそこまでなかったと思う。

 ここまでの尸魂界篇での戦いで移動速度では白哉 < 夜一 < 砕蜂とわかる。
 一方で発言や戦いから強さは白哉 > 夜一 > 砕蜂とわかる。
 砕蜂はこの時点では「瞬閧」が完成しておらず隊長格の中では下位の実力。
 夜一はその砕蜂に辛うじて勝っただけであり、この時点では隊長格平均よりは下の強さだと思われる。

 夜一は破面編の22巻でヤミーと交戦している。
 ヤミーに一護がボコボコにされている際に援軍として登場(一護は内なる虚に邪魔され上手く戦えていなかった)。
 一護との戦いでヤミーは弱っていたとはいえ、蹴りつけて殴りつけるなど圧倒する。
 だが、戦いの後に夜一はヤミーの鋼皮の霊圧硬度の高さにより腕と足を負傷していたことが明らかになる(瞬閧状態で殴らなかったのがミスらしい)。
 この負傷により、夜一はしばらく出てこなくなった。
 夜一は破面編の46巻で藍染と交戦している。
 この戦いでは、浦原喜助が開発した特殊手甲を装備して攻撃。だが藍染に反撃され手甲を破壊された。浦原喜助の警告がなければ、ここで倒れていたかもしれない。
 その後、藍染に対し白打で攻撃し瞬閧を使用してダメージを与えるも倒しきれず受け止められる。次の描写ではやられていた。

 砕蜂(ソイフォン)にも基礎の戦闘力では負け、ヤミー戦で負傷、藍染には仕方ないとはいえ何もできずに敗北。
 夜一は自分への不甲斐なさから、藍染討伐後も修行を続けていたと思われる。
 100年も戦っておらず全盛期から戦闘勘・体力・基礎の身体能力などが衰えていただけであり、夜一の技術・経験は今でも十分だった。
 よって修行の効果は高く、2年間でかつての全盛期以上の力を身に付けたと思われる。

 夜一は千年血戦篇の72巻でアスキン・ナックルヴァールと交戦している。
 この戦いでは、夜一は瞬閧・雷獣戦形を披露。雷の力を身にまとい、圧倒的な力でアスキン・ナックルヴァールを吹っ飛ばす。
 ちなみに。2年前の砕蜂(ソイフォン)との戦いで使ったのはただの瞬閧だが、その際にも雷が落ちたのを射場鉄左衛門(副隊長)や一角が目撃しており、夜一が瞬閧で使っている鬼道は雷系の技であるという伏線は張られていた。
 また、ただの瞬閧ですら「加減ができない・・」と発言しており使いづらそうだった。
 その夜一が最初から瞬閧・雷獣戦形を使っている。2年間で新しく作り上げた技なのか、やっと使えるまでに体力・身体能力を取り戻したのかは不明。
 だが、敵は化け物揃いの親衛隊の1人、アスキン・ナックルヴァール。
 アスキンは攻撃を喰らうたびにその威力に驚きボロボロになりながらも死んでいない。そして能力の「致死量」により免疫を獲得して回復し耐性をつける。
 更には、霊子・酸素・窒素の毒入りボールをぶちこまれ、立っていられない状態に。この後、浦原が援軍にかけつけるが、1VS1としては敗北と言っていい(とはいえ修行後の一護ですら敗北しているので、仕方がない)。
 だが、アスキンには「化け物」「アンタじゃなきゃ死んでる」としぶとさを褒められている。
 かつては白哉から逃げるために瞬歩を連続で行った程度で息が上がっていた。むしろ体力が少なめであると描写されたキャラだったが、アスキン戦では体力が大幅に上がっていると思われる。
 瞬閧・雷獣戦形という新技や体力の増加は間違いなく修行の成果だろう。
 四楓院夜一はユーハバッハ討伐時点では全盛期と同等かそれ以上の力を得ているキャラと言える。
 尸魂界篇では隊長格平均より下だったが、ユーハバッハ討伐時点では隊長格平均か少し上程度の強さは持っていると推測する。

 なお、浦原喜助の策により、夜一は「瞬閧・雷獣戦形・瞬霳黒猫戦姫」を披露。
 理性を失うがまるで猫のように素早く移動して攻撃を行う。1秒間に48回変化する霊圧によりアスキンが耐性を作るのが間に合わず、大ダメージを与えることに成功するが倒しきることはできなかった。
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