完現術者とは?弱いのか?強さ(ブリーチ)
ブリーチで登場する完現術者とは、様々な物体に宿る「魂を操る能力」を使用することができる霊能力者。虚による影響で能力に開花し、能力の種類は人により様々。
井上織姫・茶渡泰虎も完現術者である。更に滅却師も完現術に近いものらしい。
加えて、死神代行消失篇では完現術者で構成された組織であるXCUTIONも登場。メンバーは銀城空吾、月島秀九郎、毒ヶ峰リルカ、沓澤ギリコ、ジャッキー・トリスタン、獅子河原萌笑、
雪緒・ハンス・フォラルルベルナの7名。
どの完現術者も戦績はあまりよくないため、弱いと思われがち。だが隊長格と張り合える者も存在する。強さを紹介していく。
完現術者の強さ目次
メインキャラ井上織姫
茶渡泰虎
XCUTIONのメンバー
銀城空吾
月島秀九郎
毒ヶ峰リルカ
沓澤ギリコ
ジャッキー・トリスタン
獅子河原萌笑
雪緒・ハンス・フォラルルベルナ
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井上織姫
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井上織姫は黒崎一護と同じ高校に通っており、ブリーチのヒロインと呼べる存在。
完現術者としての能力は「盾舜六花」拒絶により攻撃・防御・回復が可能。
尸魂界篇や破面篇では双天帰盾での回復能力(厳密には破壊を起こる前の状態に戻す)は素晴らしいが、三天結盾による防御力はあまり高くない(衝撃緩和などで役立ってることもあるが)。そして孤天斬盾による攻撃はまともに通用したことがない。
回復役としては大いに活躍したものの、戦力としては全く役立つことはなかった。
だが、死神代行消失篇では修行を積み重ねたことで、爆発反応装甲を作る四天抗盾を習得し反撃能力が上昇。
そして、真世界城では、ラスボスのユーハバッハの攻撃を三天結盾で防ぐ大活躍を披露(個人的感動シーンベスト10に入る!)。隊長格でもこんなことができるキャラはほとんどいないだろう。回復能力だけでなく防御能力も最強クラスと言っていい。
また、月島秀九郎の能力と組み合わせることで一護の折れた刀を治す活躍をしている。
攻撃力に関しては千年血戦篇でも恐らく足りないと思われ、1人で戦えるキャラではない。だが、努力し続け成長して最高のサポート役へ至ったキャラ。
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茶渡泰虎
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茶渡泰虎は黒崎一護の親友で同じ高校に通っている。
完現術者としての能力は腕を変質させて強化するというもの。右腕に防御の力、左腕に攻撃の力を宿す。
尸魂界篇では八番隊3席官を倒すが、隊長上位の実力者である京楽春水と交戦する羽目になり敗北。
破面篇では修行した結果、十刃落ちを倒すが、第5十刃のノイトラに敗北する。
死神代行消失篇でも修行は続けているようだ。破面篇の時点でも十刃落ちを倒せるなら副隊長上位クラス。そしてその後も修行を続けたことを考慮すると隊長下位クラスに届く実力がある可能性が高い。
だた、千年血戦篇では隊長格でも苦戦するような敵ばかり登場。茶渡泰虎が活躍できる機会はほとんど訪れなかった。
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銀城空吾
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銀城空吾はXCUTIONのリーダーであり元死神代行。
完現術者としての能力はペンダントを巨大な剣に変えて使用するというもの。
何とこの剣は斬魄刀であるため、卍解することができる。卍解の効果は不明。変わった特殊能力などは恐らくなく戦闘能力が上昇すると思われる。
作中では一護の完現術の力を奪ったため、力が増し、月牙天衝などが使えるようになっている。
だが、卍解一護と1VS1で戦い、ある程度は剣を交えるものの普通に敗北する。
黒崎一護は力を取り戻した直後。この時点での一護の強さはある程度推測するしかない。
以下の記事で、この時点での卍解一護は隊長上位クラスと個人的には考察している。
ブリーチの黒崎一護の強さ
銀城空吾は瞬殺されたわけではないものの、一護は大したダメージを負っておらず明らかな力の差があった。
よって、銀城空吾は隊長平均クラスの実力と推測する。
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月島秀九郎
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月島秀九郎はXCUTIONの一員でありNO.2。
完現術者としての能力は剣で斬った対象に過去を挟み込むというもの。
例えば、敵に自身が親友であったという過去を挟み込めば、多くの敵は親友を攻撃できなくなり大幅に戦闘能力が低下する。
対象は無機物でもよく、地面を斬って過去にトラップを仕掛けたことにしたり、朽木白哉の千本桜の桜を斬って過去に千本桜と何度も対峙したことにして千本桜の弱点を見破るなど応用がきくチートクラスの能力。
更に、あまり目立っていないが月島自身の戦闘能力もかなり高い。
茶渡泰虎の後ろに回り込んで斬りつけるといった移動速度の速さを見せている。やや不意打ちぎみではあったが茶渡泰虎は反応できなかった。白哉戦の前の時点でも、能力なしで隊長下位クラスの力があると推測する。
作中では朽木白哉と交戦。
隊長上位クラスの朽木白哉相手では単純な戦闘能力ではかなりの差があり、始解の千本桜に歯が立たない。
だが、白哉が千本桜を使ったことで飛んでいた桜を斬ることで、先述したように千本桜と対峙して弱点を看破。白哉の千本桜の無傷圏を突いて、白哉を斬りつけることに成功。
白哉に対し自身は恩人であり技を共に研鑽し合ったという過去を挟み込む。
白哉と共に研鑽しあった過去を入れることで、白哉の技が見切れるようになるだけでなく、自身の剣術などの基礎戦闘能力を上げることにも成功。この時点で単純な戦闘能力だけでも隊長上位クラスまで上昇していると推測する。
白哉は卍解するが、月島は千本桜景厳に対しても何度も対峙したことがあるという経験と増加したスピード(技を共に研鑽し合ったことで移動速度も恐らく上がっている)で余裕を持って対応。
白哉は千本桜景厳の無傷圏を狭めることで月島を斬ろうとする。月島は一旦脱出後に再度突撃し、白哉の手掌に自身の手をぶつけることで操作を狂わせ、白哉に自傷ダメージを負わせることに成功する。
だが、白哉は千本桜の刃を手に隠し持っておき、鬼道を放つように見せかけて刃を放つ作戦を実行。鬼道対策は万全だった月島だが、白哉がその場で考えた戦法を防ぐことができず一撃で倒されてしまった。
月島は白哉をかなり追いつめており、平均的な隊長格では破れる可能性が高い恐るべき人物と言える。
特に恩人だったという過去を挟み込めば多くの敵には迷いが生じて戦闘能力が低下するはずだった。だが白哉は恩人だろうが黒崎一護の敵なら斬るという強靭かつ冷徹な精神を持っていたため通用しなかった。
更に言えば銀城が黒崎一護から奪った力を与えなかったのは、獅子河原萌笑だけではない。月島も力をもらっていないのだ。力さえもらっていれば朽木白哉に勝てた可能性もある。銀城空吾の最大の作戦ミスと言える。
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毒ヶ峰リルカ
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毒ヶ峰リルカはXCUTIONの一員。
完現術者としての能力は「許可」したものを、リルカが好きなものや可愛いと思ったものの中に入れることができるというもの。
銀城空吾が一護が奪った力を与えられ、アディクション・ショットという技を習得。能力の許可証を放つことができるようになった。
作中では朽木ルキアと交戦。
ルキアは人間を斬るつもりはないと言っており、完全に油断していた。とはいえ、毒ヶ峰リルカは先述のアディクション・ショットを当てて、ルキアをあっけなく人形に閉じ込めることに成功したのは見事と言える。
ルキアは毒ヶ峰リルカによって放たれた人形やタンスなどは全て回避したり刀で防いでいたが、アディクション・ショットはよけられなかった。恐るべき弾速と言える。
アディクション・ショットを喰らったルキアは人形状態でも動けるが、刀はふるえず大幅に戦闘能力が低下。
この時点で、ほぼ毒ヶ峰リルカの勝ちだと思われたが、人形となったルキアの移動速度に毒ヶ峰リルカはついていけない。
ルキアは瞬歩ができることを発見。続いて「蒼火墜(破道の三十三)」を撃つが、まさかの人形の中で爆発し自傷ダメージを負ってしまう。
追いつめられたルキアはほぼ負けの状態であったが、リルカが話しているうちに、近くに落ちていた自身の斬魄刀に霊力を送り込み、奇襲で初の舞 月白を放つ(リルカの足しか凍らせておらず本気でやればルキアの勝ちだったと思われる)。
だが、リルカはくしゃみを浴びせてルキアを人形から出し、逆にルキアの中に入り込み、ルキアを気絶させて勝利する。まさかのXCUTION側の唯一の勝利である。
朽木ルキアが本気ではなかったのは事実だが、毒ヶ峰リルカも本気ではない(アディクション・ショットを撃つタイミングは数多くあり、手足がない人形に入れればその時点で勝利しているはずである)。人格的にも敵対関係になってしまった一護の心配をしているほどであり、明らかに殺意がない。
その上で一応、副隊長上位クラスの朽木ルキアを圧倒して勝っている。リルカはまさかの隊長下位クラスもありえる実力者と言える。
実際、隊長格とやりあった場合でも、弾速が速いアディクション・ショットを撃てば普通に勝てる可能性がある。
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沓澤ギリコ
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沓澤ギリコはXCUTIONの一員。
完現術者としての能力は時の神との契約により、対象に戦闘能力の付加や様々な制約を設けるというもの。
だが、敵はよりによって更木剣八。力の強化をしたものの、更木にたった一撃で倒され死亡してしまった。
戦闘描写が少なすぎるので強さの検証は困難。ただ更木は無意識に相手に合わせて力を調整している。
沓澤ギリコは調整能力が働いても瞬殺されるほどに弱いキャラだったと言わざるを得ない。
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ジャッキー・トリスタン
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ジャッキー・トリスタンはXCUTIONの一員。
完現術者としての能力は汚れるほど力が上がるというもの。
だが、交戦した相手は阿散井恋次。副隊長最強であり、もしかしたら隊長格の下位クラスになっているかもしれない実力者。
ジャッキーの全力での攻撃でも少ししか阿散井は吹っ飛ばない。
ジャッキーの次の攻撃に対しては阿散井は剣の柄でカウンター。一撃でジャッキーを倒してしまった。
ジャッキーも相手が悪すぎて正直強さを図るのが困難だ。沓澤ギリコとそれほど変わらないように思える。
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獅子河原萌笑
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獅子河原萌笑はXCUTIONの一員。
完現術者としての能力は「確率」を操作して大当たりを引き出すというもの。
一角と交戦した際は、一角の肩を殴り、大した力じゃなくても一角の肩を外すといった力を見せた。
更に、一角の始解「鬼灯丸」を殴って折ることに成功。
一角との素手での殴り合いに突入し、かなりのダメージを与えるが一角を倒しきれない。
そして獅子河原萌笑の能力には致命的な欠陥があったことがわかる。
戦闘を前半・後半に分けたとして、前半から能力を使った場合、前半に幸運を引き寄せる代わりに後半はまるで幸運が起きなくなるのだ。
徐々に大当たりが出なくなり、一角との殴り合いで敗北してしまった。
ただ、能力を抜きにしても、一角に殴られても何発も耐えている点。一角の背後に回って殴りつける機動力、鬼灯丸で刺される前に打撃するなど、只者ではない。
副隊長下位クラスの実力はあると推測できる。
この獅子河原萌笑の最大の不運は、銀城空吾が一護の力を奪った際にその力を分けてもらえなかったこと。力をもらえていれば一角は倒せていたかもしれない。
銀城空吾は味方ながら獅子河原萌笑の能力を危険視していたが、護廷十三隊とやりあうことになったのだから、能力は分けてやり少しでも戦力を増やしておくべきだったと言える。
月島を慕っており、人格面からみて裏切ることも考えられない。力を与えなかったのは銀城空吾の大きなミスと言える。
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雪緒・ハンス・フォラルルベルナ
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雪緒・ハンス・フォラルルベルナはXCUTIONの一員。
完現術者としての能力は空間で敵・味方を覆ってまるでゲームマスターのようにふるまう能力。
空間内では様々な敵を出したり、ミサイルを出したり、トラップを仕掛けることが可能。
日番谷冬獅郎を翻弄したものの、ついに司令室が見つかってしまう。
大量の敵を出すものの、日番谷冬獅郎に氷結させられ、あっさりと敗北してしまった。
一見強そうな能力なのだが、意外と弱いと言わざるを得ない。
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