浦原喜助の強さ・能力・卍解


 ブリーチの浦原喜助は護廷十三隊の元十二番隊隊長。101年前は技術開発局の局長。
 その頭脳と技術力を活かして崩玉(周囲にいる者の精神に反応しその願いを叶える)をはじめ様々な兵器・道具・鬼道などを開発している。
 洞察力・観察力などにも優れている上に、勝つために様々な策を立てたり準備したりして敵を圧倒する場面が多い。星十字騎士団には5人の特記戦力の1人として警戒されるほど。
 浦原喜助の強さ・能力・卍解について紹介していく。

浦原喜助の能力・強さ・卍解目次

基本能力
卍解と始解
強さ
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浦原喜助の基本能力

 浦原喜助は斬拳走鬼(斬術・白打・歩法・鬼道)の全てに優れるバランス型。
 斬術については敵との戦闘や一護との修行で多用している。高いレベルにあると思われる。
 白打は戦闘ではあまり使用していない。だが、蛆虫の巣(危険分子と判断された人を閉じ込めておく)の人を全員素手で制圧できるなど、十分な力はあると思われる。
 歩法は瞬歩を普通に使っている。ヤミーが追い切れないこともあった。高いレベルと思われる。
 鬼道については登場人物の中でも最高クラスのレベルに達している。
 鬼道のうち破道については光線を放って攻撃する黄火閃(破道の三十二)を使用。また、後述する縛道で拘束した後に「千手皎天汰炮(破道の九十一)」を完全に詠唱して撃つコンボも使っている。
 鬼道のうち縛道は相手の動きを拘束して止める「六杖光牢(縛道の六十一)」、敵を縛って拘束する「鎖条鎖縛(縛道の六十三)」や「九曜縛(縛道の七十九)」を使用している。
 更には藍染が崩玉と融合した時に備え、藍染を封印する鬼道すら開発している。
 前述したように技術力・判断力・洞察力など頭脳は最強クラス。戦闘能力・頭脳共に十分高い上に、負けないために死ぬほど準備して努力するため、圧倒的な強さを誇る。
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浦原喜助の瞬閧

 浦原喜助の斬魄刀の名は「紅姫」。

始解
 血を出し、様々な技を出す能力を持つ。汎用性が非常に高い。
剃刀紅姫
 血の刃を放ち遠距離攻撃する。
血霞の盾
 血の防壁を作って防御する。
突ッ撥紅姫
 敵の攻撃にタイミングを合わせて斬魄刀の切っ先を当てて相殺する。
縛り紅姫
 血の網を形成して敵を拘束する。
火遊紅姫 数珠繋
 縛り紅姫を使用後、網の繋ぎ目から爆発を起こす。

卍解「観音開紅姫改メ」
 千年血戦篇で披露。ロングヘアの巨大な女性を召喚する。
 自身の一定の範囲の物を作り変える能力を持つ。
 目などを欠損しても自分に卍解を使用することで作り変えることが可能。つまり回復技として使用できる。
 更に敵の触れた部位を切り開いて攻撃したり、様々な物を切り開いて道を作るといったことも可能。
 作り変えるには少し時間がかかるようだが、攻守で活躍する恐るべき卍解である。

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浦原喜助の強さ

 浦原喜助は登場初期の時点でも隊長格の中で最強レベルの実力を持つ。
 戦いを検証してその強さを考察していく。

 浦原喜助は破面編の22巻でヤミーと交戦している。
 ヤミーの一撃を喰らいそうな一護を血霞の盾で防衛。
 虚閃を剃刀紅姫の射撃で相殺するなど高い実力を見せた。

 浦原喜助は破面編の26~27巻でルピ、ワンダーワイス、ヤミーと交戦している。
 刀剣解放したルピの触手を剃刀紅姫の射撃で切断。
 ワンダーワイスの奇襲にもしっかり対応し、斬魄刀を振りつつ剃刀紅姫を発射して防御(ワンダーワイスに一撃でやられた浮竹とは大違い)。
 その後ヤミーに虚弾で奇襲され、やられたかに見えたがケータイ用義骸と入れ替わり、ほぼ回避していた。
 ヤミーの怒りの攻撃を突ッ撥紅姫でたやすく相殺。
 浦原喜助の戦闘能力・器用さ・観察眼がよく発揮された戦いだった。

 浦原喜助は破面編の46巻で藍染と交戦している。
 この戦いでは、浦原喜助が鬼道で藍染を奇襲攻撃してはじまった。
 その際は藍染に影響はなかったが、後に藍染の力が「最後の月牙天衝」一護との戦いで弱まった際に発動し藍染を封印するのに役立った。
 藍染は素早く移動し刀で浦原喜助を刺すが、浦原はケータイ義骸と入れ替わり回避。
 そして、「六杖光牢(縛道の六十一)」→敵を縛って拘束する「鎖条鎖縛(縛道の六十三)」→「九曜縛(縛道の七十九)」で藍染を徹底的に拘束し、「千手皎天汰炮(破道の九十一)」を完全詠唱して放つ。
 縛道の連続発射と千手皎天汰炮の凄まじい威力に一護も驚き感心する。だが、藍染は浦原の後ろに突如現れて斬りつけてくる。
 だが、浦原は斬られながらも、藍染の両手首の霊圧排出口に封をすることで、藍染の身体内部の霊圧の出口をなくし内側から霊圧でやきつくす攻撃を行う。
 それすらも藍染には通用せず、藍染は新形態になって登場。
 その後も夜一や黒崎一心と3人ががりで攻撃するも通用せず敗北した。だが、敵が藍染では仕方がないだろう。

 浦原喜助は千年血戦篇の73巻でアスキン・ナックルヴァールと交戦している。この戦いはブリーチの数ある戦いでも名勝負と言っていい。
 浦原は最初は夜一に戦わせていたが、アスキンが完聖体を使用。
 アスキンの極上毒入りボールの中に入ってしまう。この猛毒領域からは絶対に脱出不可能らしい。
 浦原は弱りながらも、斬魄刀で斬りつけるがアスキンに躱される。
 そして、アスキンの猛毒の指輪を目に喰らって失明。
 だが、浦原は卍解「観音開紅姫改メ」を披露。作り変える能力によりアスキンの腕を切り開く。アスキンは効果範囲がある攻撃だと判断し距離をとって対応し、切り開き攻撃が終了する。
 浦原は失明した目も能力で作り変えており、アスキンに斬りかかりダメージを与え、剣と剣のつばせりあいになる。浦原は渾身の力をこめてアスキンを吹っ飛ばす。。
 アスキンは大したダメージは喰らっていなかった。だが、突如として後ろからグリムジョー・ジャガージャックに奇襲され心臓をつぶされる。浦原は猛毒領域から脱出不可能と聞いて、密かに卍解の力で侵入路を作っており、そこからグリムジョーが侵入することで奇襲を成功させたのだ。刀剣解放したグリムジョーは虚の霊圧に完全変化しておりアスキンの免疫も無意味だった。
 奇襲攻撃が成功したのは浦原の巧みな罠のおかげである。
浦原は最初に卍解でアスキンの腕を切り開こうとした。この際アスキンは後ろに下がると切り開き攻撃は終了されたが、実は浦原の卍解の攻撃範囲から出たのではなく、浦原がわざと切り開き攻撃をやめたのだ。
こうすることで、アスキンは猛毒領域の中でも距離をとれば浦原の攻撃が停止したことから、浦原の卍解の効果範囲が小さいと誤認した。
だが、浦原は卍解の効果で猛毒領域の外から内側に侵入路を作っている。少なくとも猛毒領域よりもかなり卍解の範囲は広かったのである。
こうしてアスキンは浦原の周囲にしか注意がいかなくなり、猛毒領域が切り開かれ攻撃されるとは考えもしなかった。
更に浦原は斬りあいに持ち込んだ後に吹っ飛ばして、侵入してくるグリムジョーが奇襲攻撃しやすい位置にアスキンを誘導している。
猛毒領域で弱りながらも動ける戦闘力、戦いながらも思考する優れた頭脳。罠を張る狡猾さ、事前準備を徹底しあらゆる策を練り努力し続ける勝利への執念。
全て揃った浦原喜助だからこそ、チート級の強さであるアスキン・ナックルヴァールに勝利することができたのだ。
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