仮面の軍勢の強さ。弱いのか(ブリーチ)

 ブリーチの仮面の軍勢とは虚化(内なる虚の人格を制御し自在に発現させて戦闘能力を向上させる)を修得した集団で破面篇で初登場した。
 メンバーは平子真子、六車拳西、鳳橋楼十郎、有昭田鉢玄、愛川羅武、猿柿ひよ里、矢胴丸リサ、久南白の8人である。
 後に判明するがこの8人は、破面篇の101年前には隊長や副隊長であった者達ばかり。
 よって強いはずなのだが、作中の戦績から弱いという意見も多い。
 実際のところはどうなのか仮面の軍勢のメンバーの実力を紹介していく。

仮面の軍勢の強さ。弱いのか目次

平子真子
六車拳西
鳳橋楼十郎
有昭田鉢玄
愛川羅武
猿柿ひよ里
矢胴丸リサ
久南白
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平子真子


 平子真子は仮面の軍勢のリーダー。 藍染を倒した後は五番隊隊長となった(110年前も五番隊隊長)。
 平子は27巻で第6十刃のグリムジョーを圧倒する活躍をしている。
 平子は虚化を見せ、加減はなしと述べていることから本気だった模様(始解は使っていないようだが・・)。
 一方でグリムジョーのほうは万全には程遠い状態だった。東仙要のせいで片腕を失い、一護との戦闘で大きなダメージを受け、更には刀剣解放すらしていない。
 正直、隊長格であればこの状態のグリムジョーを圧倒できるのは当たり前である。
 後は空座町決戦で他の仮面の軍勢メンバーと共にギリアンの大群を始末した程度。

 平子真子のそれ以外の戦績は全て負けとなっている。
 最初の藍染に対しての敗北はまぁ仕方がないだろう。
 次の戦いである千年血戦篇での星十字騎士団のバンビエッタとの対決では、バンビエッタの完聖体での全方位爆弾攻撃の前に敗北。平子の始解が「相手が認識する上下左右前後、見えている方向や斬られた方向の感覚を全てサカサマにする」といったものであり、全方位攻撃と相性が悪かったのはある。だがそれにしても一撃でやられてしまったため、平子が弱いと読者に認識させる戦いとなってしまった。せめて虚化でダメージを削るくらいできなかったのだろうか。
 ジェラルドとの戦いでも一撃でやられている。ただ、これは雛森を助けようとしての行動なので仕方がないだろう。
 相手の相性が悪かったのもあるが、幹部格は1人も倒せておらず戦績が悪すぎる。
 始解が強敵用、卍解が雑魚用なのも痛いところ。強敵に対しても始解で戦うしかないのでは厳しくなるのは当たり前。
 残念ながら、隊長の中では平均より下の強さと言わざるを得ない。
 ただ、仮面の軍勢のリーダーに選ばれるだけあり、人望は厚い模様。千年血戦編で真世界城に乗り込んだ際も、京楽春水がリジェとの戦いを始めた後は他の隊長・副隊長の指揮をとっている。

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六車拳西


 六車拳西は仮面の軍勢の一員。 藍染を倒した後は九番隊隊長となった(110年前も九番隊隊長)。
 六車の唯一の活躍シーンは、42巻でのギリアン殺戮シーンのみである。
 その後はワンダーワイスに卍解「鐵拳断風」を披露。だがその後の戦闘描写は全カット。
 ワンダーワイスはその後に山本元柳斎重國の元に現れ、六車は破面篇で一度も現れなかった。六車はほぼ確実に敗北したと言っていい。
 更に、千年血戦篇でのマスキュリンとの対決では最初は卍解で圧倒するが、マスキュリンがジェイムズの声援で一度パワーアップすると、全く歯が立たずあっけなく敗北してしまった。
 隊長の中では浮竹に次ぐ戦績の悪さであり、平均より下の強さの隊長と言わざるを得ない。

 マスキュリンとの戦闘で倒れ治療中のところをグレミィに襲われ死に、その後にジゼルの能力でゾンビ化して再登場。だがマユリの薬によりマユリのゾンビになってしまう。いくら何でも扱いがひどすぎる。
 だが、ゾンビの間にジゼル・ジェエルとペペを撃破している。何と生前よりよっぽと活躍しているのである。
 しかし、ジゼル・ジェエルもペペも能力なしでは弱く、ペペの愛が効かなかったのはマユリのゾンビになっていたからである。六車の強さの証明には残念ながらならない。
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鳳橋楼十郎


 鳳橋楼十郎は仮面の軍勢の一員。 藍染を倒した後は三番隊隊長となった(110年前も三番隊隊長)。
 鳳橋も42巻でのギリアン討伐で活躍。
 その後は、愛川羅武と共に第1十刃のスタークと交戦し、始解状態では2人がかりでも歯が立たずダメージを負うが、京楽が奇襲したので助かる。
 ほぼ敗北と言わざるを得ないが、一応は京楽の奇襲の助けにはなったと評価できる。
 更に、千年血戦篇でのマスキュリンとの対決では六車が倒されている間に、声援を送るジェイムズを始末する。
 そして卍解「金沙羅舞踏団」を披露。音楽での攻撃を行うが、能力を説明してしまったためにマスキュリンは鼓膜をつぶして対処。卍解を無効化された鳳橋はビームで貫かれて敗北してしまった。
 一応、六車では全く歯が立たなかったマスキュリンにダメージは与えているので、卍解の攻撃力は高いと言える。
 ただ結局負けた上に、能力の説明をしたために負けるという頭の悪さまで披露してしまった。
 しかし、指揮者が出るこの卍解・・。実は何も説明しなくても音楽の卍解とばれる可能性があるので、どうしようもない。
 正直、隊長としては弱いと言わざるを得ないキャラだ。

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有昭田鉢玄


 有昭田鉢玄は仮面の軍勢の一員。 元鬼道衆副鬼道長。あだ名はハッチ。
 副鬼道長だっただけのことはあり、鬼道を得意としている。
 破面篇では第2十刃バラガン・ルイゼンバーンと交戦。
 鬼道でバラガンの逃げ場をなくした上で、砕蜂の卍解を撃ち込ませて、バラガンに大きなダメージを与えることに成功する。
 だが、バラガンは完全にキレた。「死の息吹」を連射を鬼道で止めきれず、腕に被弾する。
 腕が「老い」の力で朽ちていく中、謎のチート鬼道により、朽ちた腕を切断してバラガンの腹の中に転送。バラガンの老いの力でバラガンを倒すことに成功した。
 十刃の中でも強敵であったバラガンを撃破した功績は大きい。
 頭脳や洞察力も高く、仮面の軍勢の中では最も優秀と言える人物。
 千年血戦篇では他の仮面の軍勢メンバーと共にジェラルドと交戦するがあっけなく敗北。まぁ敵がチートなので仕方がないだろう。
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愛川羅武


 愛川羅武は仮面の軍勢の一員。元七番隊隊長。
 鳳橋楼十郎と共に第1十刃のスタークと交戦し、かなりダメージを負うが京楽がスタークを奇襲したため助かった。
 元隊長でありながら、ありえないほどに出番が少なく、卍解すら明らかになっていない。
 千年血戦篇では他の仮面の軍勢メンバーと共にジェラルドと交戦するが敗北した。
 まともに活躍した描写がなく、実力は隊長の中では平均より下と言わざるを得ない。

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猿柿ひよ里


 猿柿ひよ里は仮面の軍勢の一員。元十二番隊副隊長。
 まともな戦闘描写がない。奇襲とはいえ市丸ギンの攻撃で両断されて敗北。
 千年血戦篇では他の仮面の軍勢メンバーと共にジェラルドと交戦するが敗北した。
 メンバーの中でも最も不遇な扱いを受けてしまったキャラ。
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矢胴丸リサ


 矢胴丸リサは仮面の軍勢の一員。元八番隊副隊長。
 ハリベルと少し戦ったが戦闘描写は少なめ。他メンバーと同様にジェラルドと交戦して敗北した。
 ただ、副隊長だった時点でも京楽からは結構強いという評価を受けており、千年血戦篇では八番隊隊長となっている。
 実力はそこそこ髙そうなキャラ。

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久南白


 久南白は仮面の軍勢の一員。元九番隊副隊長。
 久南白の特徴として、「15時間連続で虚化できる」というものがある。
 他のキャラは虚化し続けると消耗が激しいので、時々虚化を解いている。だが久南白はそんなことをする必要がないはず・・だった・・・
 だが、ワンダーワイスとの戦いでは消耗がより激しい敵だったからか、虚化が解けてしまい敗北。よって強敵との戦いでは15時間虚化できるわけではないが、それでも強力な虚化を比較的長く使えるのは大きなメリット。
 虚化している間はワンダーワイスと互角以上に戦っている。
 ちなみに浮竹は一撃でやられている(よく奇襲されて負けたなどと言われているが、ワンダーワイスは正面にいたし距離もかなり離れていた。浮竹は奇襲などではなく普通に負けたのである)。
 つまり久南白は虚化中なら浮竹よりかなり上の実力であるとも言える。元副隊長でありながら隊長下位程度の強さはあるかもしれない。

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