市丸ギンの強さ・能力・卍解


 ブリーチの市丸ギンは護廷十三隊の元三番隊隊長。破面編では藍染側について敵となった。
 何を考えているのか読めない男。実力も正直わからない面が多い。
 市丸ギンの強さ・能力・卍解について紹介していく。

市丸ギンの能力・強さ・卍解目次

基本能力
卍解と始解
強さ
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市丸ギンの基本能力

 市丸ギンは斬拳走鬼(斬術・白打・歩法・鬼道)の中では特に斬術が優れている。
 斬術については、卍解した際は近距離戦では刀を伸ばさずに使用し切っ先が敵に向いた時に伸ばして攻撃する戦法を使っている。始解でも卍解でも刀を伸ばせるため遠距離戦も可能。ほぼ斬術だけで戦闘をこなしているといっていい。
 白打については使用していない。だが雛森桃に攻撃されそうになった時に、手で攻撃する準備をしていたようだ。普通に白打もこなせると思われる。
 歩法は瞬歩が特に速いと思われる描写がない。遠距離攻撃能力も十分なのでわざわざ近づく必要がないからかもしれない。
 鬼道は使えるとは思うが、刀を伸ばせるためか使っていない。
 卍解の本当の力を藍染や一護に隠しており奇襲を狙っている。また藍染を殺すために100年以上も裏切りの機会をうかがう並外れた精神力を持つ。
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市丸ギンの卍解と始解

 市丸ギンの斬魄刀の名は「神槍」。

始解
 脇差のようなサイズであり、刀身を伸ばすことが可能(最大で刀百本分伸びる)。
 近距離戦では小さくして取り回しをよくして使い、遠距離戦では伸ばして攻撃するなど汎用性は高い。
 服で刀部分を隠れるようにした状態で伸ばして奇襲攻撃を行う戦法も強力。

卍解「神殺槍」
 始解と見た目は変わらない。
 最大で約13Km伸びるとギン自ら語るが、それは嘘だと後で自分で認めている(ただ、嘘だとばれない程度には伸びる)。
 また、一護に伸縮速度が速いと指摘を受けた際は、最速の斬魄刀であると語っている。だがそれも嘘だと後で認めている(ただ、嘘だとばれない程度には速い)。
 市丸ギンが藍染を裏切るまで隠していたのは、刀身の内側に細胞を溶かす猛毒があり、神殺槍で敵の身体を貫いた際に刃をひとかけらおいてくるという芸当が可能な点。「死せ」の解号で毒を発動できる。
 毒の強さは藍染ですら死の危機を意識するほど。ただし伸びた刀身がわすかにかすめた程度の敵に対して刃を残す余裕があるのかは微妙。
 藍染の胸に穴が開く程度で全身が破壊されるわけではない。手や足程度に当たった程度なら毒を喰らっても一撃で死ぬことは恐らくない。
 とはいえ、身体の中心付近に当たれば致命傷は確実の恐るべき能力である。

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市丸ギンの強さ

 市丸ギンの実力は作中の隊長の中でも非常にわかりづらい。
 尸魂界篇ではかなり目立っていたのだが、その割には1VS1で本格的に戦ったのは1回のみ。
 更に破面編でもまともに戦ったのは1回きり(一護以外に藍染とも戦ってはいるが市丸の奇襲だった上に藍染が強すぎるため考察はしづらい)。しかも相手は成長し続けるため現在の力がわかりづらい黒崎一護。
 戦いをみて何とか強さを考察していきたいと思う(かなり怪しいが・・)。

 市丸ギンは16巻で十番隊隊長の日番谷冬獅郎と交戦している。
 日番谷冬獅郎は始解で氷を放ち市丸を攻撃。
 市丸は斬魄刀で氷を斬って対応。
 だが、日番谷冬獅郎は素早く近づき、市丸の手を氷づけにすることに成功する。
 しかし市丸は刀を服で隠し、日番谷が見えない位置にした上で刀身を伸ばして奇襲を仕掛ける。日番谷はぎりぎりで躱すが刀が倒れている雛森のほうへ進む。それを乱菊が受け止めたため雛森は助かる。
 この戦いで少しでもダメージを与えたのは日番谷。ただ、そもそも、どちらも始解しか使っておらず本気を出していないため、この戦闘だけでは強さはわからない。
 ただ、始解で互角なのであればお互い卍解して本気を出しても極端な差がつくことはまずないとも考えられる。よってどちらが強いかはわからないが、この2人の間の戦力差はそこまで大きくはないと推測はできる。

 市丸ギンは46巻で黒崎一護と交戦している。
 黒崎一護は最初から卍解状態。対して市丸も卍解するがその際に今度は手加減しないと言っている。
 つまり市丸がついに本気を出したと一応言える(とはいえ市丸は嘘ばかりつくので絶対とは言えない)。
 市丸は伸ばした刀身でビルを派手に薙ぎ払いながら一護を斬ろうとする。一護は衝撃でとばされダメージは受けたものの受け止めて月牙天衝を撃つ。市丸もダメージを受ける。
 市丸は刀を戻すが、その伸縮の速さに一護は気づく。
 市丸は近距離戦を仕掛けるが、一護は近距離で切っ先を向けさせないため防御に徹する。
 市丸は刀を伸ばすものの一護の肩をかすめた程度。この辺りまでは市丸が少し押している程度でほぼ互角だった。
 だが、藍染が新たな姿となって出現。その別次元の力をみた一護は絶望を覚えてしまう。
 ここから後半戦。市丸は無踏連刃で連続で刀を伸ばしたり縮めたりして連続攻撃を繰り出す。こらえられなくなった一護は虚化。だが虚化状態でも市丸に対して一護は劣勢だったようだ(虚化以降に戦っている描写がない)。一応市丸の勝利と言える。
 恐らく、一護は藍染の別次元の力をみて絶望し動揺していたことから弱体化している。よって前半戦では市丸と一護は卍解同士で互角だったが、藍染の力を見てからの後半戦では一護が虚化しても一護の劣勢となっていると推測する。
 実際に市丸は前半戦での一護への評価は高いが、後半戦では一転して「弱い」「虚化この程度なん」などと一護に低評価を下している。
 よって、虚化に市丸が勝ったからと言って市丸を万全の虚化一護より強いと考えるのは過大評価だ。
 むしろ、前半戦で一護の卍解で普通に傷を負っているので、卍解市丸と卍解一護の差はそこまで大きくないと考える(やや市丸が上程度)。
 一護の強さは以下にまとめている(これもかなり怪しいものだが)。
ブリーチの黒崎一護の強さ
 一護は卍解だけでは隊長平均クラス、虚化すると隊長上位クラス。対して市丸は卍解一護よりもやや強いくらいなので隊長上位クラス。よって一護が万全の状態で虚化すれば市丸と互角だったかもしれない。
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