日番谷冬獅郎の強さ・能力・卍解
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ブリーチの日番谷冬獅郎は護廷十三隊の十番隊隊長。尸魂界編では死神側の主人公と言える存在。
天才と言われるだけあり、藍染以外の敵に対しての勝率は高い強キャラの1人。
日番谷冬獅郎の強さ・能力・卍解について紹介していく。
日番谷冬獅郎の能力・強さ・卍解目次
基本能力卍解と始解
強さ
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日番谷冬獅郎の基本能力
日番谷冬獅郎の斬拳走鬼(斬術・白打・歩法・鬼道)の全てに優れたバランス型(ただし、鬼道については戦闘では使用していない。斬魄刀での攻撃自体が鬼道系であまり使う必要性がないため)。氷輪丸での氷の遠距離攻撃を行いつつ、時には近づいて斬魄刀で攻撃するという攻撃パターンをよく使っている。
歩法については瞬歩(高速移動術)が速いとは言われている描写はない。ただ普通に使ってはいる。
白打についても我を忘れて襲い掛かってきた雛森桃を気絶させるのに使用している。またある出来事により千年血戦編で弓親と交戦し蹴りや頭突きをしている。
小さい身体なので防御力は一見低そうだが、氷輪丸の氷で傷を塞いで出血を止めることができる。そのため、ダメージを喰らってもなかなか倒れずに戦い続けることも多い。
子供ながら頭脳や洞察力も高く、臨機応変に戦うことができる。
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日番谷冬獅郎の卍解と始解
日番谷冬獅郎の斬魄刀の名は「氷輪丸」。始解
斬魄刀の柄に鎖がつき先端に刃がつく。
大量の氷を生み出すことが可能となり、飛ばして攻撃可能。
鎖を巻き付け敵を拘束することもできる。
天相従臨と呼ばれる能力も始解から備わっており、半径約12kmの天候に影響を与えることができる。
卍解「大紅蓮氷輪丸」
自身が氷をまとった状態になり、背後には三つの氷の花(花弁は12枚)ができる。
能力は順当に始解を強化したものとなっており、以下のような様々な技を持つ。
竜霰架
斬魄刀で敵を貫き、十字架型の氷に閉じ込める。
千年氷牢
氷柱を大量に発生させて敵を囲んで閉じ込める。
斬氷人形
氷の分身を作る。
群鳥氷柱
氷柱を多く放って攻撃する。
氷天百華葬
先述した天相従臨を使って雪を降らせる。その雪の一つ一つが触れたものを素早く凍り付かせる。回避困難な恐るべき技。
大人日番谷
日番谷と戦った敵の1人であるシャウロンは日番谷の大紅蓮氷輪丸の氷の花弁が、卍解の制限時間を表していると推測していた。
だが、それは誤りであり、氷の花弁が全て散ると完成する卍解だったのだ。
氷の花弁が散ると日番谷が大人の姿となる。
四歩のうちに踏みしめた空間の地水火風そのものを全て凍結させる・・などその力は最強クラスと言っていい。
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日番谷冬獅郎の強さ
最初に登場した時でも日番谷冬獅郎の強さは隊長格の平均よりは上と言える。特に千年血戦篇以前は弱いと言われることが多かった。
だが、藍染以外の敵に対しては勝利(微妙なのも結構多いが)しており、勝率がかなり高く弱いわけがない。
日番谷冬獅郎は16巻で三番隊隊長の市丸ギンと交戦している。
リンク
始解で戦い氷輪丸で市丸ギンの手を凍らせている。市丸ギンは神槍で奇襲するも日番谷は躱している(刃が倒れた雛森を襲うが松本乱菊が駆けつけて事なきを得た)。一応この戦いだけ見るなら市丸にダメージをわずかにでも与えた日番谷の勝利と言える。
ただ、両方とも始解であり本気は出していない。更に市丸ギンは実力がよくわからない隊長の代表格である。この一戦では日番谷の強さは判断できない。
続いて戦ったのは藍染惣右介。
日番谷は卍解して挑むが、藍染惣右介に斬られて一撃で敗北してしまった。だが、他のほとんどの隊長でも瞬殺されると思われるので、この負けを特に気にする必要はない。
破面編では破面のNo.11であるシャウロンと交戦。シャウロンは日番谷の対戦相手の中では一番弱いが、藍染戦以外では最もダメージを負わされることになる。
最後にシャウロンを竜霰架で撃破するものの、それまでは日番谷は一方的に大量に攻撃を喰らっており、氷でかためて出血を止め、辛うじて耐えている状態だった。
なぜこんなに劣勢になってしまったかとと言えば副隊長以上は霊圧が大きいので、周囲に与える影響を小さくできる限定霊印を身体の一部にうっていたからである。
日番谷は80%もの霊圧を限定されていたので、本来の力を出せず苦戦していたのだ。
限定解除許可がおりたことでいつもの力が出せるようになり、シャウロンを倒した。
ただ読者からは、5分の1の力になっていたとはいえ、十刃でもない従属官にボコられていたため、日番谷が弱いと言われるようになってしまった。
更に戦闘終了後にあまりの傷の多さから日番谷は倒れてしまった。阿散井恋次や松本乱菊も傷は負っていたが倒れてはいないことも日番谷弱い説を後押しした。
ただ、この戦闘で日番谷が弱いと決めつけるのはあまりに早計だ。
誰を従属官にするかは十刃が勝手に決めていい。よってその強さもバラバラである。十刃に近いが届かないレベルにいる従属官がいても全くおかしくない。
今回はグリムジョーとその従属官達が攻め込んできたわけだが、シャウロンが十刃にそこそこ近い強さがあったすれば、5分の1に力が限定された隊長格では苦戦するのが普通である。
次の破面達との来襲では、日番谷は最初に第10十刃ヤミーと少しだけ交戦。始解では全く攻撃が効いていなかったがまぁ仕方がない。日番谷のほうもこの時点では特にダメージは喰らっていない。
その後、腕を失ったグリムジョーの代わりに第6十刃になったルピと交戦。
日番谷は卍解するが、直後に刀剣解放したルピの攻撃を喰らうがガードする。だがそれは触手1本での攻撃。続いてのルピの触手8本の攻撃を日番谷は防ぎきれずダメージを喰らい、転落してしまう。
ルピはその後、圧倒的な力で一角、弓親、乱菊を触手で捕らえる。
だが、そこで日番谷が再び現れ、時間をかけて蓄えた力で千年氷牢を放ち、とどめは刺しきれなかったもののルピに大ダメージを与え、撤退に追い込んで勝利。
一角、弓親、乱菊おらず1VS1であれば、攻撃のための時間稼ぎができず日番谷が負けていた説はある。だが、それでも卍解で第6十刃を倒したのは凄いことだろう。
日番谷冬獅郎は空座町決戦でティア・ハリベルと対決する。
第3十刃のハリベルの実力にやや驚き卍解。特に大きなダメージを喰らうこともなく一進一退の攻防を繰り広げる。
それはハリベルが刀剣解放しても変わらない。日番谷は氷、ハリベルは水を操り戦うためお互いに敵の技を武器に攻撃可能であるため、互いに対したダメージを受けることなく戦闘が長引く。
日番谷はハリベルが戦域に水気が溜まるのを待っていると推測。そして天相従臨の能力が自身にあるためそれは待つ必要はないと語り氷天百華葬を放つ。
雪に触れただけで凍る回避不能な攻撃にハリベルはなすすべもなく氷漬けになってしまう。
ただ、ワンダーワイスの叫び声により氷が破壊されハリベルに脱出を許してしまった。
とはいえ1VS1であったならハリベルは脱出できず、日番谷が勝っていた可能性も十分ある。第3十刃に卍解で互角以上に戦えているのは凄い。一護なんか卍解では全く足りず虚化を取得してようやくグリムジョー(弱ったルピを殺して再度第6十刃になった)を倒したのだから。ハリベルとの相性の問題やとどめはさせなかった点などはあるが、日番谷の強さの評価が上がるバトルだった。
千年血戦篇では星十字騎士団の1回目の侵攻で乱菊と共に蒼都と交戦する。
卍解を奪われ、あまり描写はないが歯が立たず劣勢となってしまった。
星十字騎士団の2回目の侵攻では乱菊と共にバズビーと交戦。
今回は始解でも戦えるように修行を行っており、日番谷の氷と乱菊の灰猫を同時に出し、後から灰猫の砂を抜くことで真空の層を含む強度の高い氷を作る戦法で戦う。
バスビーの炎を防ぐことに成功し、強度を増した氷で反撃して善戦する。
だが、吹っ飛ばされたバスビーは無傷でありダメージを受けていなかった。
バスビーはたとえ日番谷が卍解を使えたとしても指での攻撃だけで十分だと豪語。
そして指から集束した炎を放つ技「バーナーフィンガー」を披露。真空の層で使った氷の壁を貫き、日番谷自身も貫かれて倒れ敗北。
日番谷は重傷を負いながらも罠を仕掛けバスビーを氷に閉じ込めるが、全く効いておらず再度攻撃され致命傷を負って倒れてしまった。
卍解を使えないまま戦ったので負けるのは仕方はないのだが、仮に卍解があったとしてもバスビーの言う通りかなり不利だった可能性が高い。真空の氷で通常始解よりは高い攻撃力だったにもかかわらず無傷はあんまりだろう。卍解しても大きなダメージは与えられそうにない。しかもバスビーは完聖体にすらなってない。
倒れた日番谷の前に以前戦い卍解を奪った蒼都がやってくる。
蒼都はいつの間にか乱菊を倒しており、二人まとめて殺されそうになる。
だが、滅却師にとって虚化が毒と気づいた浦原喜助の策により、日番谷は卍解を取り戻す。
そして、卍解の力で蒼都を氷づけにして撃破。
蒼都は奪った卍解が日番谷のわずかな虚化によって消えてしまい弱体化していたとはいえ、ボロボロだったのは日番谷も同じ。
日番谷が卍解で1VS1で蒼都と戦っていたら、何とか日番谷が勝てていたと推測する。
再び倒れた日番谷は今度はジゼル・ジュエルによりゾンビ化させられてしまう。
そして、一角、弓親、シャルロッテ・クールホーン(元バラガンの従属官)を容易に撃破。
続いて涅マユリと交戦するが、これまでの戦いの過程で投薬されてしまっており、敗北する。
ゾンビ化していた日番谷が涅マユリにより復活。星十字騎士団最強格ジェラルド・バルキリーに対し、朽木白哉や更木剣八と共に戦う。
通常の卍解状態ではかなり劣勢だったが、73巻で氷の華が全て散ったことで卍解を完成させ「大人日番谷」となる。
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四歩のうちに踏みしめた空間の地水火風そのものを全て凍結させるというチート性能を披露。ジェラルドの能力すら封じ込めるという恐るべき強さを発揮する。白哉と剣八との連携でジェラルドを倒しきることはできなかったものの、一度は粉砕した。最強クラスの性能の卍解だが稼働時間は短いようだ。
日番谷の強さは破面編までは過小評価されすぎで、千年血戦篇では過大評価されすぎだと思う。隊長の中でも最強と考察されている場合もあるが流石にそれはないと考える。ユーハバッハ討伐時の強さで考えれば、総合的に隊長格の中では上位ではあるが朽木白哉や更木剣八のほうが上だろう。
「大人日番谷」自体は最強クラスの性能だが、発動までに時間がかかりすぎだ。実際にジェラルド・バルキリー戦までは「大人日番谷」になる前に勝つか負けるか勝敗が決まってしまっている。現時点では「大人日番谷」は時間をかけて出せる強い技と評価せざるを得ない。
正直、通常卍解の実力は平均な星十字騎士団なら倒せる程度(無論、卍解しても敵を倒せない隊長が多くいるので十分凄いが・・)。お互い万全で1VS1なら蒼都にはたぶん勝てるが、上位のバスビーは無理。バスビーが通常状態なら少しはチャンスはあるかもだが完聖体になられたら対抗できない。
マスキュリンを簡単に倒した阿散井恋次の卍解、星十字騎士団5人と交戦し3人を倒せる白哉の始解と比べて、日番谷の卍解は劣る。ある程度の実力差なら時間稼ぎして「大人日番谷」になれば勝てるが、白哉・剣八・星十字騎士団上位クラス相手と戦ったとするとその前に負ける可能性が高い。
とはいえ、これから修行して「大人日番谷」を完成させるまでの時間を短縮したり持続時間を伸ばしたりできれば、更に強くなれる可能性を秘めたキャラと言える。
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