ダークファンタジーのアクション漫画のおすすめ

 暗く絶望の世界。
憎み、抗い、戦うダークファンタジーのアクション漫画は非常に面白い。
主人公達がどうやって過酷な環境や訪れるピンチを乗り越えるかに注目だ。
特に面白いと思ったダークファンタジーのアクション漫画ベスト18を紹介していく。

鋼の錬金術師

 兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。
2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で亡くなった母を甦らせるため禁断の人体錬成を行うが失敗する。
しかしその代償は大きく、
エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。
かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、
弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功する。
兄弟は失った肉体を取り戻すため、賢者の石を探して旅に出た。
 この世界には錬金術と呼ばれるものがあり、
錬成陣と呼ばれる魔法陣のような物にエネルギーを流すことによって術が発動する。
その基本は等価交換で、その物質の構成元素や特性を理解し、物質を分解、そして再構築するという3つの段階を経て完了する。
武器を形成したり、炎を放つなど使う錬金術はキャラによって様々。
死生観・人間の定義を描いた世界観が魅力となっており、
人間を軽蔑・犠牲にして力を得ようとするホムンクルス達 VS 人間(主人公達)とのアクションバトルが見どころ。
ぜひ読んでほしいダークファンタジー漫画だ。

終わりのセラフ

 未知のウイルスにより人類は壊滅、子供だけが生き残り、地下都市で吸血鬼に支配されていた。
少年・百夜優一郎は脱出しようとするが、吸血鬼に見つかってしまい、 次々と仲間達が殺されていく。
ただ、1人生き残った優一郎は日本帝鬼軍に保護され、
復讐のために新たな仲間達と共に吸血鬼に挑む。
圧倒的な強さを持つ吸血鬼達との生死をかけたアクションバトル描写は非常に迫力がある。
ぜひ読んでほしいダークファンタジー漫画だ。

7thGARDEN

  アウィン=ガードナーはある事情により劣悪な環境で生きていたが、
カルナ村の屋敷の令嬢マリィとその使用人達と出会い、庭師として幸せな生活を送っていた。 ある日、蔦に絡まった女性悪魔・ヴィーデと出会う。
やがて、カルナ村をある悲劇が襲う。
アウィンは絶望するが、それを打ち砕く力を求め、悪魔・ヴィーデと契約する。
だが、ヴィーデの目的は世界を支配する6人の天使を殺すことだった。
悲しい過去を背負った主人公とヴィーデの戦いから目が離せない。
画力が高く絵が綺麗で特にアクションシーンが派手でかっこいい。
大量の伏線と、読者の予想を裏切るストーリー展開で、
先が気になってしかたがないダークファンタジー漫画。

進撃の巨人

 巨人がすべてを支配する世界。
巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。
だが、壁を超える大きさの巨人により平和はあっけなく崩れてしまう。
巨人のスケールの大きさ・圧倒的な力・残虐さには、読んでいる自身まで恐怖を覚える。
絶望の中でも、巨人に立ち向かう人間達を描いたダークファンタジー漫画になっている。
立体機動装置と剣を使ったアクションシーンも凄い。

ラグナクリムゾン

 人間を捕食する竜が脅威となっている世界。
銀剣を振るい、竜を狩り、報酬をもらう職業、
「狩竜人」のラグナは天才少女・レオニカと組み、竜討伐を行っていた。
ラグナは並み以下の「狩竜人」だったが、
レオニカと一緒にいられれば、それでよかった。
だが、これまでとは桁違いの戦闘力を持つ竜が強襲する。
その時、無力な主人公の前に、ある人物が姿を現す。
ラグナが絶望の世界を変えるため、ドラゴン狩りをするダークファンタジー漫画。
出てくる人物もドラゴンも、一筋縄ではいかない&思想が狂っていることが多く、
先の読めない展開を楽しめる。

Ubel Blatt~ユーベルブラット~

 武勲を奪われ、仲間を殺害され、裏切りの槍の汚名を着せられた主人公ケインツェルが
名も姿も変え、復讐に挑む。
ケインツェルと真の裏切り者、「七英雄」との壮絶なアクションバトル描写が凄い。
最初はケインツェル個人の復讐物語だったが、
最終的には戦争にまで発展する壮大なダークファンタジー漫画。
読めない展開や伏線を張るのが上手く、非常に続きが気になる。

クレイモア

 非常に高い戦闘力と捕食した人間に擬態する能力を持つ「妖魔」が存在する恐ろしい世界。
妖魔と戦うために、「組織」の開発した手術により自らの体に妖魔の血肉を埋め込まれた半人半妖の戦士「クレイモア」の活躍を描く。
主人公の「クレイモア」のクレア、その他の「クレイモア」の女戦士達が
悲しい過去や過酷な宿命を背負いながらも、己の信念や目的のために戦い続けるダークファンタジー漫画
大剣を使った迫力あるアクション描写が凄い。
世界観・組織の正体など謎も多く、ストーリー展開が気になって仕方がない漫画。

デビルズライン

 吸血欲をもった「鬼」が存在する世界。
人と鬼のハーフであり、警視庁公安五課で鬼の犯罪を取り締まっている安斎結貴は、 捜査の最中、大学院生の平つかさと知り合い恋愛関係となる。
だが、安斎はそれをきっかけに「吸血欲」が覚醒してしまう。
つかさに支えられ、安斎は自分の中にいる鬼と向き合う覚悟を決める。
鬼の抹殺を目論む組織「CCC」や裏で暗躍する黒幕に
安斎とつかさ、仲間達が立ち向かっていくダーク・アクション・恋愛漫画。

ブレイクブレイド

 人々が「魔力」を生まれながらに持ち、それを使って生活している世界。
主人公・ライガットは、極めて珍しい魔力を持たない人間、
「能無し」であり、差別され続けた過去を持つ。
だが、誰にも扱うことができなかった古代巨兵(ロボットのようなもの)を起動できたことで
ライガットの人生が一変する。
ライガットは、勃発した戦争に巻き込まれ、
それをきっかけにクリシュナ軍に入隊し国を守るための戦いに挑んでいく。
 差別、戦争犯罪といった重い要素も多数描かれたダークファンタジー漫画。
複数の国が存在し、敵の中にはかつての親友もいる。
味方にも敵にも事情があり、正義か悪か一方的には決めることができない。
様々な苦難が襲い掛かる中でも、悩み、苦しみ、決断するライガットには共感できる。
古代巨兵のアクションシーンが上手く、迫力ある戦闘も魅力の漫画となっている。

約束のネバーランド

 エマ・ノーマン・レイの3人は小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。
だが、里親が見つかり、外の世界に出ることになったというコニーが、
食肉として出荷される瞬間を目撃する。
頭脳明晰な孤児院のシスター「ママ」、強大な鬼など、様々な絶望が襲い掛かる。
だが、子供達はそれに屈せず、生き残り勝利をつかもうとする。 頭脳戦・サバイバル要素のあるダークファンタジー漫画。

ゴブリンスレイヤー

 冒険者になったばかりの女神官は、初めての冒険で、
弱いはずのモンスター・ゴブリンに殺されかける。
そこに現れたのは、「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる、鎧を身にまとった男だった。
ゴブリン退治に執着する主人公と、彼を取り巻く仲間達の活躍を描くダークファンタジー漫画。
 ゴブリンは1個体では弱いが数が揃うと強く、残虐非道ぶりは凄まじい。
だが、「ゴブリンスレイヤー」はゴブリンの生態・習性をよく知っており
ゴブリン達を容赦なく皆殺しにしていく。
「ゴブリンスレイヤー」と仲間達が、
毎回、戦力・規模・事情が異なるゴブリン達をどうやって殲滅していくかが面白い漫画。

鬼滅の刃

 時は大正時代。心優しき少年・炭治郎の平和な日常は、家族を鬼に殺害されたことで一変する。
唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を人間に戻すため、
また家族を殺した鬼に復讐するため、炭治郎と禰豆子は旅立つ。
圧倒的な強さを持つ鬼達と
戦えるようになるため、死に物狂いで修行する炭治郎。
絶望を味わった主人公が仲間達と共に、鬼に立ち向かうダークファンタジー漫画。

DEATH NOTE

 死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート。
ノートに名前を書かれた人間は死ぬ・・・。
このデスノートを拾った夜神月が
自分が信じた正義を貫くために、容赦なく人を殺していく。
それを阻止しようとするのが探偵のL(エル)。
天才同士の壮絶な頭脳戦が繰り広げられる漫画。
先が読めないストーリー展開や伏線の張り方の上手さに感心させられる。

アカメが斬る!

 殺し屋集団ナイトレイドの一員である黒髪赤目の少女アカメ。
彼女と出会った時、少年タツミの運命は大きく動き始める。
 仲間を殺され、ナイトレイドに入るも、非情になりきれないタツミ。
帝国の闇を知り離反した結果、妹と対立してしまったアカメ。
この2人が仲間達と共に、悩み傷つきながらも
暗殺者として帝国と戦うダークファンタジー漫画となっている。
重要人物が死ぬなど、先が読めないストーリーが展開され、スリルがある。

盾の勇者の成り上がり

 勇者として異世界に召喚された岩谷 尚文。
尚文以外に剣、槍、弓の勇者が異世界に召喚されていた。
盾の勇者である尚文には攻撃力がなく、1人では魔物を倒せない。
この時点で不遇であった上に、仲間であったマインに裏切りにあってしまう。
他の人達からもあまりに卑劣な扱いを受けた結果、味覚をなくすほどの人間不信に陥り、
口が悪く、疑り深く、敵に対して一切容赦しない性格に変貌してしまう。
だが、その中でも芯をしっかり持って行動し、諦めず逆境に立ち向かっていく姿には共感できる。
また、尚文が槍の勇者と決闘をさせられるエピソードでのラフタリアの行動には心打たれた。
ぜひ読んでほしいダークファンタジー漫画だ。

無能なナナ

 絶海の孤島にある学園。そこでは人類の敵に対抗すべく、若き能力者達が訓練に明け暮れていた。
転入生の1人である柊ナナの目的は能力者の暗殺だった。
幼い頃、能力者に両親を殺されたという悲しい過去を持つナナが、
学園に通う能力者達を次々と殺していくダークファンタジー漫画。
ナナ自身は無能力者であるものの、高い頭脳・洞察力で能力者に挑む。
だが、能力者の中には悪くなく、心優しい者もいるという事実を知る。
ナナの信念と行動の変化に注目。

Re:ゼロから始める異世界生活

第1章

第2章

第3章

第4章

 異世界に召喚された少年・スバルが
自身の死により時間を巻き戻して記憶を引き継げる能力「死に戻り」で未来を切り開いていく漫画。
 スバルは素手でチンピラにケンカに勝つ程度の腕っぷしはあるものの、特に秀でた特技はない。
魔法使いや暗殺者などが多くいるこの異世界では弱い存在であり、簡単に殺されてしまう。
殺されて、痛みやヒロイン・仲間の死を経験してはタイムリープするという孤独な戦いを何度も繰り返すため、
スバルの心は大きなダメージを負っていく。
それでも何度でも立ち上がり、ヒロイン・仲間が死ぬという絶望の未来を変えようとする姿には心打たれた。。
絵も綺麗でアクション描写・心理描写も上手いのでぜひ読んでほしい漫画。

PandoraHearts

 15歳の成人の儀に訪れた紅き厄災・・・。 その身に覚えのない罪により、闇の監獄アヴィスに堕とされたオズ=ベザリウスは「アリス」と出会う。
彼女と契約することでアヴィスからの脱出に成功したオズだったが、そこは10年後の世界だった。
オズの罪・アリスの失われた記憶といった謎に加え、陰謀が渦巻き、
予想外の展開が続くダークファンタジー漫画。
多くの伏線があるが、流れるように回収されており、
内容が濃いストーリーが魅力。
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