ゲーム作りのためのプログラミング言語
ゲーム作りのために必要なプログラミング言語について紹介していく。また、プログラミング言語を学ぶ方法についても紹介していくので、ぜひ確認してみてほしい。
ゲーム業界の仕事の種類の目次
C++C#
Java
Swift
Objective-C
Go
JavaScript
Ruby
プログラミング言語の学び方
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C++
C++はC言語にオブジェクト指向、多重継承、関数・演算子のオーバーロードなどを追加したプログラミング言語だ。1983年に公開された古い言語ではあるが、複雑なプログラムにも対応できる汎用性の高さや処理速度の速さが長所。
PS5、ニンテンドースイッチといった最近のコンシューマー(家庭用)ゲーム機にも使用されている。
また、「Unreal Engine」や「Cocos2d-x」といったよく使われるゲームエンジンにもC++が使用されている。
特にコンシューマーゲーム機の制作に関わりたいのであれば、必須のプログラミング言語と言える。
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C#
C#はデンマーク人のアンダース・ヘルスバーグが設計したプログラミング言語。3Dゲーム開発が可能で多くの会社で使用されているエンジン「Unity」を動かす言語がC#であったことからゲーム業界で注目されるようになった。
スマホゲーム、コンシューマーゲーム、PCゲームなど、様々な分野のゲーム作りに必要となるので、最重要のプログラミング言語と言っても過言ではない。
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Java
JavaはC++に似た構文やクラスベースのオブジェクト指向が特徴となっているプログラミング言語。ゲーム業界ではAndroid向けのアプリの開発環境として使用されている。
現在、スマホゲームアプリはAndroidとiOSの両方でリリースされることがほとんどとなっている。
よってスマホゲーム制作に関わりたいなら必須級のプログラミング言語と言える。
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Swift
Apple社が設計し2014年に発表したプログラミング言語。安全性(記述ミスによるバグが発生しやすかった部分を文法的に解決するなど)が追及されているのが特徴。また、搭載された「Playground」が便利であり、意図した結果が返ってくるかをリアルタイムでチェックできる。開発の高速化につながっている。
2014年まではiOSアプリ開発を行うなら後述するObjective-Cであったが、優れた言語であるSwiftが登場したことで世界は変わった。
Objective-Cの人気は下がりつつあり、Swiftの人気がどんどん増している。iOSアプリ開発を行いたくて、今からプログラミング言語を学ぶなら、Swiftの優先度は極めて高いと言える。
前述しているようにスマホゲームはAndroidとiOSの両方でリリースされるのがスタンダードだ。よってスマホゲーム開発を行いたいならぜひ習得したい。
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Objective-C
Objective-CはC言語の基本構造をベースに、Smalltalk言語(コードの記述、実行、結果表示、デバッグなどの機能が一体化した独特な言語)を取り入れたオブジェクト指向型プログラミング言語である。ゲーム業界ではiOSアプリの開発に使用されている。
Smalltalk言語の要素が入ったことでC++などとは明らかに異なるスタイルの言語となっている点、開発環境である「Xcode」を使いこなす必要がある点などに注意。
2014年まではiOSアプリ開発を行うのであればObjective-Cはほぼ必須級であったが、現在はSwiftのほうが人気がある。とはいえまだObjective-Cを使っている企業もあるので学ぶ価値はある。
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Go
Goは2009年にGoogleの言語設計者が発表したプログラミング言語。C++やJavaのように静的に型付けされ、高速処理が長所となっている。その一方でPython、JavaScript、Rubyや動的な言語の特徴も持つ。
登場してからまだ年月がたっていない新しい言語であるため、Goを高い技量で扱えるプログラマーは少ない。
だが、安全性と開発の軽快さを両立した優れたプログラミング言語であり、Goでゲーム作りを行う企業が徐々に増えつつある。よって需要が高い言語であり、ぜひ習得したい。
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JavaScript
JavaScriptはWebブラウザに起源を持つプログラミング言語。よってブラウザゲームにはJavaScriptが使われていることが多い。
また、サイトによるゲームの宣伝や通知といった周辺WEBサービスでも使用されることが多い。
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Ruby
Rubyは日本で開発されたオブジェクト指向スクリプト言語だ。可読性を重視した構文やオブジェクト指向が特徴となっている。日本語で書かれた情報も多く、比較的学びやすいのが特徴。
Rubyを全く使っていない企業もあれば、メインがRubyという企業もある。就職したい企業がRubyを使っているならぜひ習得したい言語と言える。
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プログラミング言語の学び方
前述したゲーム作りで使用されるプログラミング言語をどう学んでいけばいいのか悩んでいる人も多いと思う。そこでプログラミング言語のおすすめの学び方について紹介していく。
一番おすすめなのが「侍エンジニアで無料カウンセリング予約」を行うこと(オンラインで受講可能)。
所要時間は約60分ほどで、「どの種類のゲームを作りたいのか?」や「どの企業に就職したいのか?」といった自身の将来像を話すことで、どのプログラミング言語を学ぶべきかや学習の際のプランなどを考えてくれる。また、業界の現状・トレンドなどを教えてくれる。これが無料なのは凄い!自分の進路を見極めるためにぜひ受けてみてほしい。
更に「侍エンジニア塾」ではオンラインでマンツーマンでのプログラミング指導を受けることが可能。他のプログラミングスクールと異なり、入塾から卒業まで専属のインストラクターがつき、自身に合った学習計画を立ててくれるので効率的に学ぶことができる。
講師が変わらないので学習を進めていくごとにやり取りがスムーズになり、より学習効率が高まっていく。
また、就職先の案内やフリー案件の紹介といった支援も行ってくれるのも嬉しい。
無料カウンセリングをまずは受けてみて、その上で侍エンジニア塾がいいと感じたらぜひ申し込んでみてほしい。
もう一つおすすめなのが以下からテックスタジアムのゲーム制作を学べるオンラインスクールの無料相談申込みを行うこと。

他の多くのオンラインスクールと比較して圧倒的に安い(一部コースをのぞいて9万円)。
まずは事前説明を申し込むことができるので、その上で受講すべきかどうか判断してみてほしい。
個人的にはプログラミング言語は、プログラミングスクールで学ぶのがおすすめだ。独学で行おうとするとわからないことが多く出てくる。わからない点を調べて解決することに時間がかかり学習がなかなか進まないからだ。
だが、プログラミングスクールではお金がかかるので独学で勉強したいという人もいると思う。そこで、わからないことが極力出ないよう圧倒的に詳しい参考書を言語別に選んでみたので、ぜひ確認してみてほしい。
C++を学べる参考書
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たくさんの図表とサンプルプログラムを使い、C++の基礎を分かりやすくていねいに解説してくれるのが魅力。一つ一つのステップを踏んで進んでいくので学習でつまづきにくい。ぜひ確認してみてほしい。C#を学べる参考書
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基礎的な知識・概念・機能はもちろん、C#の新機能まで紹介している1冊。サンプルプログラム入りの丁寧な解説が魅力。手を動かし確認しつつ学習を進められるので理解スピードが速い!Javaを学べる参考書
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「どうして? 」「なぜそうなる? 」を重視して書かれているので、わからないことが出づらく学習でつまづきづらい。いろいろな角度から具体的で的確なアドバイスがされている。また、イラストやストーリーも多く盛り込まれており、挫折せずに学びやすい1冊となっている。
Swiftを学べる参考書
Swift超初心者向け
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Swiftがはじめての人でもわかるように作られた1冊。アプリを作って動かすという体験の中でSwift文法を理解できるようになる。ぜひ確認してみてほしい。
Swift初心者向け
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開発環境のXcodeを使いSwiftUIフレームワークでiPhoneアプリを作るための入門解説書。変数、演算子、制御構造、構造体、オプショナル、クラス、継承といった知識のまとめもあり、つまづかない工夫がされているのが魅力。
Objective-Cを学べる参考書
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C言語とObjective-Cの差を明確に分けずわかりやすく解説している参考書。初心者でもしっかりした知識を学びつつ、短時間でiPhoneのプログラムが作れるようになる。プログラミング未経験者でも読みやすく、Objective-Cによるプログラミングを素早く習得するのに適した一冊。ぜひ確認してみてほしい。
Go言語を学べる参考書
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Go言語の構文、特徴的な機能、開発ツール、使用頻度の高いパッケージの使い方まで詳しく解説されている一冊。コード例を多く使って「なぜそうなるのか」から説明しているのでわかりやすい。ぜひ確認してみてほしい。
JavaScriptを学べる参考書
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「手を動かしてサンプルをひとつずつ作っていく」ことを重視した参考書。知識だけでなく、現場で使える基礎力を身につけることができるのが魅力。ぜひ確認してみてほしい。
Rubyを学べる参考書
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Rubyの知識や言語仕様などを初心者の目線にたった丁寧な解説で読める本。多くのサンプルコードで文法を学び、例題でプログラミングの流れを体験することができる。Rudyを素早くマスターできる1冊となっているので、ぜひ読んでみてほしい。page topから各メニューを選択!