COD BOCWの弾速について
COD BOCWの各武器には弾速が設定されている。弾速が変わるとキルタイムと命中率に影響する。
キルタイムへの影響
このサイトでも、その他でも、よく言われるキルタイムは
弾速は考慮せずに出されていることがほとんどだ。
だが、実際のキルタイムは以下のように出す。
「敵に弾が到達するまでの時間」+「キルタイム」
=「実際のキルタイム」
弾速が速くなるほど、「敵に弾が到達するまでの時間」が短縮されるので、
「実際のキルタイム」が短くなる。
また、交戦距離が近い場合にも、「敵に弾が到達するまでの時間」が短くなるので、
「実際のキルタイム」が短くなる。
命中率への影響
弾速が存在するので、正確に敵を狙って撃ったとしても、
弾が敵に到達するまでの間に敵に移動され、弾が命中しない可能性がある。
敵が遠距離にいたり、中距離程度でも弾速が遅い場合、
「敵に弾が到達するまでの時間」が長くなり、
特に敵が動き回っている場合は弾を当てるのは困難となる。
以上の2点から弾速は戦闘の勝敗に大きく影響する。
各武器種のバレル枠には弾速強化アタッチメントがあるが、
つけるべきかどうか考察していく。
弾速の目次
SMG・HGには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?ARには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
LMGには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
TRには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
SRには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
SGの弾速は?
目次にもどる
SMG・HGには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
サブマシンガン(SMG)とハンドガン(HG)の弾速と「敵に弾が到達するまでの時間」(主要交戦距離を考え、10mの結果)
とキルタイムは以下の通り。
武器 | 弾速 | 弾到達時間(10m) | キルタイム(10m) |
---|---|---|---|
MP5 | 250m/秒 | 0.04秒 | 約0.28秒 |
Milano821 | 225m/秒 | 0.044秒 | 約0.31秒 |
AK74u | 383m/秒 | 0.026秒 | 約0.34秒 |
KSP45 | 200m/秒 | 0.05秒 | 約0.16秒 |
Bullfrog | 250m/秒 | 0.04秒 | 約0.32秒 |
MAC10 | 200m/秒 | 0.05秒 | 約0.27秒 |
LC10 | 410m/秒 | 0.024秒 | 約0.3秒 |
PPSH-41 | 200m/秒 | 0.05秒 | 約0.33秒 |
1911 | 206m/秒 | 0.048秒 | 約0.3秒 |
Magnum | 313m/秒 | 0.031秒 | 約0.33秒 |
Diamatti | 257m/秒 | 0.038秒 | 約0.36秒 |
ほとんどが200~300m/秒という遅めの弾速となっている。
そのため、近距離戦が想定される武器種ではあるが、
「キルタイム」と弾速を考慮した「実際のキルタイム」にかなりの差が生まれている。
そして、弾速強化アタッチメント(バレル枠)による弾速上昇量が大きくなっている。
サブマシンガン(SMG)
拡張系アタッチメント…+40%
レインフォース系アタッチメント…+80%
レンジャー・リベレーター系アタッチメント…+100%
タスクフォース系アタッチメント…+75%
ハンドガン(HG)
拡張系アタッチメント…+40%
レインフォース系アタッチメント…+80%
クロムバレル系アタッチメント…+100%
タスクフォース系アタッチメント…+120%
例えばMP5は弾速250m/秒で、距離10mの敵に「弾が到達するまでの時間」は0.04秒であり、
「キルタイム」は約0.28秒(本当は0.282・・・と続くがわかりづらいため0.28とする)。
よって、「実際のキルタイム」は約0.32秒となる。
弾速+100%の9.5レンジャーをつけた場合、弾速が2倍の500m/秒となり、「弾が到達するまでの時間」は0.04秒→0.02秒に短縮され、
「実際のキルタイム」を約0.32秒→約0.3秒に短縮することができる。
距離10mでもそこそこの恩恵であり、
距離20mであれば「弾が到達するまでの時間」は0.08秒→0.04秒に短縮され、
「実際のキルタイム」を約0.36秒→約0.32秒に短縮することができる。
結論として、サブマシンガン(SMG)とハンドガン(HG)は距離10m以内の戦闘を行うことが多い場合でも、
できれば弾速強化アタッチメントをつけたほうがよく、
距離11m以上の戦闘を行うことが多いなら、更に優先度は増す。
実際は弾速しか伸びない9.5レンジャーはつけづらい場合もあると思うが、
レインフォースやタスクフォースでも少し劣るものの十分恩恵がある。
目次にもどる
ARには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
アサルトライフル(AR)の弾速と「敵に弾が到達するまでの時間」(主要交戦距離を考え、20mの結果)
とキルタイムは以下の通り。
武器 | 弾速 | 弾到達時間(20m) | キルタイム(20m) |
---|---|---|---|
XM4 | 657m/秒 | 0.030秒 | 約0.33秒 |
AK47 | 702m/秒 | 0.028秒 | 約0.3秒 |
Krig6 | 686m/秒 | 0.029秒 | 約0.36秒 |
QBZ-83 | 671m/秒 | 0.029秒 | 約0.35秒 |
FFAR1 | 629m/秒 | 0.031秒 | 約0.33秒 |
GROZA | 660m/秒 | 0.030秒 | 約0.32秒 |
FARA83 | 729m/秒 | 0.027秒 | 約0.30秒 |
サブマシンガン(SMG)やハンドガン(HG)に比べると弾速では大きく勝る。
ただ、交戦距離も長くなりがちであるため、「敵に弾が到達するまでの時間」が伸びやすい。
弾速強化アタッチメント(バレル枠)による弾速上昇量は以下の通り。
レンジャー系アタッチメント…+30%
レインフォース系アタッチメント…+40%
コンポジット系アタッチメント…+25%
拡張・リベレーター系アタッチメント…+100%
タスクフォース系アタッチメント…+50%
例えばAK47は弾速702m/秒で、距離20mの敵に「弾が到達するまでの時間」は0.028秒であり、「キルタイム」は0.3秒。
よって、「実際のキルタイム」は約0.328秒となる。
弾速+100%の20リベレーターをつけた場合、弾速が2倍の1404m/秒となり、「弾が到達するまでの時間」は0.028秒→0.014秒に短縮され、
「実際のキルタイム」を約0.328秒→約0.314秒に短縮することができる。
結論として、できれば弾速強化アタッチメントはつけたほうがいい。
特に遠距離戦も行いたい場合は、射程と弾速を同時に伸ばせるレインフォース系・コンポジット系アタッチメントがおすすめだ。
目次にもどる
LMGには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
ライトマシンガン(LMG)の弾速と「敵に弾が到達するまでの時間」(交戦距離は色々だと思うが、20mの結果)
とキルタイムは以下の通り。
武器 | 弾速 | 弾到達時間(20m) | キルタイム(20m) |
---|---|---|---|
Stoner63 | 714m/秒 | 0.028秒 | 約0.249秒 |
RPD | 684m/秒 | 0.029秒 | 約0.27秒 |
M60 | 791m/秒 | 0.025秒 | 約0.23秒 |
「敵に弾が到達するまでの時間」が伸びやすい。
弾速強化アタッチメント(バレル枠)による弾速上昇量は以下の通り。
タスクフォース系アタッチメント
・Stoner63…弾速+41%
・RPD…弾速+44%
・M60…弾速+39%
例えばM60は弾速791m/秒で、距離20mの敵に「弾が到達するまでの時間」は約0.025秒であり、
よって、「実際のキルタイム」は約0.255秒となる。
弾速+39%の22.8タスクフォースをつけた場合、弾速が1095m/秒となり、「弾が到達するまでの時間」は約0.025秒→約0.018秒に短縮され、
「実際のキルタイム」を約0.255秒→約0.248秒に短縮することができる。
2021年5月現在、ライトマシンガン(LMG)のバレル枠はタスクフォース一択状態である(ダメージ・射程・弾速が伸ばせ、デメリットが弾が減るだけであるため)。
よって、迷うこともなくタスクフォースをつけて弾速を伸ばすことができる。
目次にもどる
TRには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
タクティカルライフル(TR)の弾速と「敵に弾が到達するまでの時間」(交戦距離は色々だと思うが、20mの結果)
とキルタイムは以下の通り。
武器 | 弾速 | 弾到達時間(20m) | キルタイム(20m) |
---|---|---|---|
Type63 | 625m/秒 | 0.032秒 | 約0.33秒 |
M16 | 725m/秒 | 0.027秒 | 約0.13秒 |
AUG | 775m/秒 | 0.025秒 | 約0.14秒 |
DMR14 | 700m/秒 | 0.0285秒 | 約0.3秒 |
CARV2 | 605m/秒 | 0.033秒 | 約0.35秒 |
ただ、交戦距離はアサルトライフル(AR)よりは長くなりがちであるため、
「敵に弾が到達するまでの時間」が伸びやすい。
弾速強化アタッチメント(バレル枠)による弾速上昇量は以下の通り。
タスクフォース系アタッチメント…+50%
例えばType63は弾速700m/秒で、距離20mの敵に「弾が到達するまでの時間」は0.0285秒であり、「キルタイム」は0.3秒。
よって、「実際のキルタイム」は約0.3285秒となる。
弾速+50%の22.8タスクフォースをつけた場合、弾速が1.5倍の1050m/秒となり、「弾が到達するまでの時間」は0.0285秒→0.0190秒に短縮され、
「実際のキルタイム」を約0.3285→約0.3190秒に短縮することができる。
距離40mであれば「弾が到達するまでの時間」は0.057秒→0.038秒に短縮され、
「実際のキルタイム」を約0.357秒→約0.338秒に短縮することができる。
弾速を上昇させるアタッチメントがタスクフォースしかなく、ライトマシンガン(LMG)と異なり弾速上昇値も高くない。
よって、弾速を上げるためだけにタスクフォースを選ぶのは反動増加デメリットを考えるとおすすめできない。
ただし、タスクフォースはダメージと射程も上昇するので、これらのメリットが欲しく反動制御できる自信があるならつけてもいい。
目次にもどる
SRには弾速強化アタッチメントをつけるべきか?
スナイパーライフル(SR)の弾速と「敵に弾が到達するまでの時間」(交戦距離は色々だと思うが、20mの結果)
武器 | 弾速 | 弾到達時間(20m) |
---|---|---|
Pelington703 | 478m/秒 | 0.041秒 |
LW3-Tundra | 580m/秒 | 0.034秒 |
M82 | 731m/秒 | 0.027秒 |
ZRG 20mm | 923m/秒 | 0.021秒 |
SWISS K31 | 684m/秒 | 0.029秒 |
「敵に弾が到達するまでの時間」が伸びやすい。
弾速強化アタッチメント(バレル枠)による弾速上昇量は武器によってわずかな違いはあるが、Pelington703は以下の通り。
拡張系アタッチメント…+17%
レインフォース系アタッチメント…+26%
コンバットリーコン系アタッチメント…+43%
タイガーチーム系アタッチメント…+30%
例えばPelington703は弾速478m/秒で、距離20mの敵に「弾が到達するまでの時間」は0.041秒。
弾速+30%の22.6タイガーチームをつけた場合、弾速が約620m/秒となり、「弾が到達するまでの時間」は0.041秒→0.032秒に短縮される。
距離40mであれば「弾が到達するまでの時間」は0.082秒→0.064秒に短縮される。
40m以上で戦うことも多く、「実際のキルタイム」だけでなく敵の移動による命中率低下の影響を防ぐためにも、弾速強化アタッチメントはつけたい。
2021年5月現在、スナイパーライフル(SR)のバレル枠はタイガーチーム一択状態である(即死部位範囲・レート・弾速が伸ばせ、デメリットが弾が減るだけであるため)。
よって、迷うこともなくタイガーチームをつけて弾速を伸ばすことができる。
目次にもどる
ショットガン(SG)の弾速は?
ショットガン(SR)の弾速と「敵に弾が到達するまでの時間」(主要交戦距離を考え、10mの結果)
武器 | 弾速 | 弾到達時間(10m) |
---|---|---|
Hauer77 | 850m/秒 | 0.011秒 |
Gallo SA12 | 850m/秒 | 0.011秒 |
Street sweeper | 850m/秒 | 0.011秒 |
ショットガン(SG)の弾速は意外すぎることに全武器中最高峰。
弾速強化アタッチメントは存在しないが、そのままでも十分すぎる弾速である。
サブマシンガン(SMG)のだいたい3~4倍の弾速があるにも関わらず、
有効射程は短いという、何かがおかしい武器となっている。