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ブルンゲル育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 ブルンゲルは第5世代から登場しているポケモンだ。
「ポケモン剣盾(ソードシールド)」での育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
ブルンゲル10060708510560480

タイプ:水・ゴースト
4倍弱点:なし
2倍弱点:草・電気・ゴースト・悪
1/2軽減:炎・水・氷・鋼・毒・虫
1/4軽減:なし
効果なし:なし

特性:ちょすい
   のろわれボディ
   しめりけ(隠れ特性)

ブルンゲルの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
物理受け型
特殊受け型
トリックルーム型
パーティメンバー考察
対策
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ブルンゲルの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のブルンゲルは第5世代から登場しているポケモンで、唯一の水・ゴーストの複合タイプを持つポケモン。
特殊耐久が高く、防御は低いがHPが高いため物理耐久もそこそこある。
弱点は4つと多めだが、半減6・無効2なので耐性はそこそこ優秀と言える。
高速再生技や特性「のろわれボディ」があるので、耐久型ポケモンとして使うのが基本となる。
火力は低いものの、30%火傷の「ねっとう」や固定ダメージの「ナイトヘッド」などを使うことでカバーできる。
また、タイプ一致の水・霊の他に氷・草・エスパー、妖・毒などのサブウェポンを覚えるため攻撃範囲は広く、弱点をつくことで火力不足を補えることもある。
 ポケモン剣盾(ソードシールド)では新たに「ちからをすいとる」を習得したのが強化点。
回復しつつ相手の攻撃を下げられるため、特に物理アタッカーに刺さる。
物理受けとしての性能自体は上がったと言える。
一方で、第7世代以前はブルンゲルは特殊耐久よりも物理耐久が低いにもかかわらず、
弱点である草・電気・ゴースト・悪にあまり物理アタッカーがいなかったことから、物理受けとして育成されることが多かったという事情がある。
現環境ではミミッキュが増え、ドラパルトという新たなゴーストポケモンも現れ、物理ゴーストが急増している。
物理特化ブルンゲルですら、「いのちのたま」ドラパルトの「ダイホロウ」で確1である。
ミミッキュでも攻撃補正をかけられていれば「いのちのたま」+「ダイホロウ」で確1。
いくら「ちからをすいとる」があっても、先制一撃で倒される機会が増えてしまっている点には注意が必要。
特殊耐久は十分な数値なので、物理耐久型だけでなく特殊耐久型も検討してみよう。
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ブルンゲルの特性

 ちょすい
(水タイプの技を受けた時、その技を無効化し、HPを最大値の1/4回復する。)

 のろわれボディ
(30%の確率で受けた技をかなしばり状態にする。)

 しめりけ(隠れ特性)
(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ゆうばくを無効にする。)

考察
 「ちょすい」と「のろわれボディ」の優先度が高い。
 「ちょすい」であれば水技を無効にできる。
元々水半減だが、水タイプにはウオノラゴン、オニシズクモ、ギャラドス、シザリガーなど火力が高いポケモンが多くいる。
水を無効にできる意義は大きいと言える。
 「のろわれボディ」も強力。
かなしばり状態になる確率は30%だが、「じこさいせい」や「ちからをすいとる」を連射することで試行回数を稼げる。
ただし、ダイマックス技はかなしばり状態を無視して撃ててしまうので、第7世代よりも安定性がかなり低下してしまっている。
 「しめりけ」は論外。
じばく、だいばくはつは特性がなくとも無効であり、接触技を使うこともないので「ゆうばく」を受ける機会もない。
採用はありえない特性と言える。
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ブルンゲルの技考察

特殊技
技名タイプ威力命中効果備考
ねっとう80100火傷30%。タイプ一致技。火力には期待できないが、追加効果物理アタッカーに刺さる。
ハイドロポンプ11080なし。タイプ一致技。高威力だが命中不安。
なみのり90100なし。タイプ一致技。威力と命中が安定している。
しおふき1~150100自身のHPが高いほど威力が上がる。タイプ一致技。鈍足なのでダイマックス用として使うといい。
シャドーボール80100特防↓20%。タイプ一致技。威力は低いが命中が安定している。
たたりめ65・130100相手状態異常で威力倍増。タイプ一致技。「おにび」、「ねっとう」とあわせて使うといい。
ナイトヘッド-100自分のレベル分ダメージを与える。特攻に振らずともまあまあの火力が出せる技。
れいとうビーム90100氷10%。水半減の草やゴーストに刺さる。
ヘドロウェーブ95100毒10%。威力が安定しており命中が安定しているサブウェポン。
ヘドロばくだん90100毒30%。威力はヘドロウェーブより少し劣るが追加効果が優秀。
ギガドレイン75100与えたダメージの半分回復。水半減の水に刺さり、回復が可能。
エナジーボール90100特防↓10%。威力と命中が安定している。水に刺さる。
サイコキネシス90100特防↓10%。威力と命中が安定している。ドヒドイデやフシギバナなどの毒に刺さる。
マジカルシャイン80100なし。威力は低いが命中が安定している。サザンドラに刺さる。

補助技
技名タイプ命中効果備考
ちからをすいとる100相手の攻撃の実数値のHPを回復。相手の攻撃を下げる。特に相手が物理アタッカーである場合は圧倒的な回復量を誇る上に攻撃を下げられる強力な技となる。
じこさいせい-HPを半分回復する。安定した回復技。連射するだけで「のろわれボディ」によるかなしばりを狙うこともできる。
おにび85相手を火傷させる。命中が少し不安だが、物理アタッカーを機能停止できる。
とける-自身の防御↑↑。居座る場合や「おにび」の命中率が不安な場合は選択肢になる。
あやしいひかり100相手を混乱状態にする。妨害技。命中率100なのでリスクは少ない。
ちょうはつ1003ターンの間相手は攻撃技しか出せなくなる。相手の耐久型、サポート型のポケモンに刺さる。
トリック100相手と自分の道具を入れ替える道具依存の相手に対して特に有効。こだわり系アイテムを渡しつつ「のろわれボディ」で縛るのが強力。
トリックルーム-5ターンの間、素早さが低いポケモンから攻撃できるようになる。サポート技。自身の素早さを補える場合は有用。ただし素早さは少し低め程度で、相手が鈍足だと活かせない場合もある。

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物理受け型ブルンゲル

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520252040

性格:ずぶとい(防御↑・攻撃↓)
特性:ちょすいORのろわれボディ
道具:たべのこし・ゴツゴツメット・ナモのみ
確定技:ねっとうORなみのり・ちからをすいとるORじこさいせい
選択攻撃技:シャドーボールORたたりめ・ナイトヘッド・れいとうビーム・サイコキネシス・ギガドレイン・ヘドロウェーブORヘドロばくだん・マジカルシャイン
選択補助技:おにびORとける・あやしいひかり・ちょうはつ

 耐性を活かして物理受けを行うブルンゲル。
特性は高威力水アタッカー対策をするなら「ちょすい」、それ以外なら「のろわれボディ」を選択しよう。
どうぐは「たべのこし」が一番おすすめ。
物理アタッカーに負荷をかけたいなら「ゴツゴツメット」も選択肢。
「はたきおとす」対策になる「ナモのみ」も選択肢となる。
はたきおとされる前に発動して、「はたきおとす」の威力強化を行わせずダメージ軽減でき、2回目以降も威力強化されずにすむ。
 技は水技と「ちからをすいとる」OR「じこさいせい」は確定。
物理アタッカー対策に特化するなら「ちからをすいとる」、そうでないなら「じこさいせい」を選ぼう。
残り枠は補助技が1つは欲しい。
命中不安ではあるが物理アタッカーの機能停止ができる「おにび」の優先度が高め。
最後の1枠はパーティとも相談して、ブルンゲルで対応せねばならない相手を考えて決めるといい。
おすすめは「シャドーボール」。
環境にゴーストが増えているため、刺さることが多い。
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特殊受け型ブルンゲル

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520402520

性格:おだやか(防御↑・特攻↓)
特性:のろわれボディ
道具:たべのこし・ゴツゴツメット
確定技:じこさいせいORちからをすいとる
選択攻撃技:なみのりORねっとう・シャドーボールORたたりめ・ナイトヘッド・れいとうビーム・サイコキネシス・ギガドレイン・マジカルシャイン
選択補助技:おにびORとける・あやしいひかり・ちょうはつ

 HP種族値100、特防種族値105を活かして特殊受けをするブルンゲル。
水技半減であれば十分受けきれるので「ちょすい」の有用性は下がり、「のろわれボディ」の優先度が高めとなる。
どうぐは継続的にHP回復できる「たべのこし」が一番おすすめ。
 技は回復手段となる「ちからをすいとる」OR「じこさいせい」は確定。
物理アタッカーと戦うことは想定していないので、基本的には「じこさいせい」を選ぶのが無難。
ただし、こちらが特殊耐久型としった相手が物理アタッカーに交代してくる可能性もあるので「ちからをすいとる」も選択肢にはなる。
残り3枠の選択肢は広く、パーティとも相談して、ブルンゲルで対応せねばならない相手を考えて決めるといい。
物理アタッカーに交代される可能性も考え、おにびORとけるはできれば入れておきたい。
タイプ一致技である水技・ゴースト技もできれば入れておきたい。
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トリックルーム型ブルンゲル

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520425200

性格:れいせい(特攻↑・素早さ↓)
特性:ちょすいORのろわれボディ
道具:じゃくてんほけん
確定技:トリックルーム・なみのりORハイドロポンプ
選択攻撃技:しおふき・シャドーボールORたたりめ・ナイトヘッド・れいとうビーム・サイコキネシス・ギガドレイン・マジカルシャイン

 やや鈍足であることを活かして、「トリックルーム」を最初のターンに使って相手の上をとる型。
元の火力は低いが、「じゃくてんほけん」やダイマックスとあわせれば高火力が出せる。
「トリックルーム」の他、水技は確定。
ダイマックスする前提であればその水技とは別に「しおふき」を覚えさせておくのも悪くない。
威力150のダイストリームを連射できるのは強力だ。
残りの技は攻撃技から選択して攻撃範囲を広げるといい。
パーティとも相談して、ブルンゲルで倒さねばならない相手を考えて決めるといい。
素早さは最鈍で実数値58となる。
相手チームにカビゴン、ナットレイ、ドヒドイデなどがいる場合はトリックルーム使用時に抜けないため、選出を控えたほうがいい。
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ブルンゲルのパーティメンバー考察

 ブルンゲルの弱点は草・電気・ゴースト・悪。
これらにに強いポケモンをパーティメンバーに入れておこう。
おすすめはサザンドラで、草・電気・ゴースト・悪を全て半減に抑えることができる。
ブルンゲルはサザンドラの弱点のうち、氷、虫を半減し格闘を無効にできる。
サザンドラはかなり相性のいいパーティメンバーと言える。

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ブルンゲルの対策

注意点
・耐久力があり耐性も優秀。

・「おにび」や「ちからをすいとる」を覚え、物理アタッカーに刺さる。

・「のろわれボディ」と回復技の組み合わせでこちらの攻撃を耐えてくる。

・攻撃範囲が広く、まれにアタッカー型も存在する。

対策方法
 ブルンゲルの火力は高くなく何らかの補助技に頼ることがほとんど。
ブルンゲルより速いポケモンであれば、先制「ちょうはつ」が非常に有効な対策となる。
耐性的に物理に強いだけであり、物理耐久値はそれほど高くない。
高火力のポケモンで悪技やゴースト技を撃てば一撃で倒すことも十分可能。
一撃で倒せる物理火力がない場合は「ちからをすいとる」で粘られるので、特殊アタッカーで対応するのが無難。
サザンドラであればタイプ一致の水技とゴースト技の両方を半減できる。
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ポケモン剣盾(ソードシールド)育成論(タイプ別)まとめへ戻る。
サザンドラ育成論

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